W12凌駕の高性能 4代目 ベントレー・コンチネンタルGT スピード(2) UK編集部が気付く変化とは?

公開 : 2025.07.09 19:10

電気で走れる新たな強み 魅力的な運転体験

電動化技術を巧みに取り入れ、説得力の高い完成度へ仕上げられた、コンチネンタルGT スピード。現実的にも約75kmを電気だけで走れる能力は、新たな強みといっていい。

お値段は、英国では23万6600ポンド(約4613万円)から。望ましいオプションを選ぶと、30万ポンド(約5850万円)は超える。お安くはないが、高度な技術を踏まえると、フェラーリ12チリンドリロールス・ロイススペクターと充分な競争力はある。

ベントレー・コンチネンタルGT スピード(英国仕様)
ベントレー・コンチネンタルGT スピード(英国仕様)

プラグインHVパワートレインは、よりマイルドな特性を持つ、スピードではないコンチネンタルGTとの相性の方が優れるように思う。もう少し、温かみのある動的な個性があってもいいだろう。

とはいえコンチネンタルGTは、ベントレーのドライバーズカーとして軽量・上品で、魅力的な運転体験を叶えたモデルであり続けてきた。それは4代目でも変わらない。

◯:桁外れの動力性能 ラグジュアリーなインテリア 優れたエネルギー効率 普段は電気だけで走行可能
△:お高めの価格 狭い荷室 ステアリングのフィードバックや、限界領域での操縦性は高める余地あり

ベントレー・コンチネンタルGT スピード(英国仕様)のスペック

英国価格:23万6600ポンド(約4613万円)
全長:4850mm
全幅:1966mm
全高:1405mm
最高速度:334km/h
0-100km/h加速:3.2秒
燃費:76.8km/L
CO2排出量:29g/km
車両重量:2459kg
パワートレイン:V型8気筒3996cc ツインターボチャージャー+永久磁石同期モーター
使用燃料:ガソリン
最高出力:783ps(システム総合)
最大トルク:101.8kg-m(システム総合)
ギアボックス:8速デュアルクラッチ・オートマティック(四輪駆動)

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

4代目 ベントレー・コンチネンタルGT スピードの前後関係

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