【2年遅れでやってきた7代目】動く姿が美しい?新型ダイハツ・ムーヴはスライドドアでも『らしさ』継承

公開 : 2025.06.30 11:05

認証手続きの不正問題などで2年間延期

RSはACCを標準装備するのでパーキングブレーキは電動となる。しかしこのスイッチがメーターパネル左下にあり、少し操作しづらいかった。街中などで頻繁にパーキングブレーキを使う時は、ホールド機能を使ったほうが良さそうだ。むしろ、Xの足踏み式のほうが使いやすく感じられることもあったが……。

また、USBソケット(タイプA)が1個しかなく、Xではカーナビなどとのセットオプションになるのは、最近のクルマとしては物足りない。認証手続きの不正問題などで新型ムーヴは発表が2年間延期されていたわけだが、この2年間でインフォテインメント系は著しく進化した。このあたりは、次の改良に期待するしかなさそうだ。

2年間発表が延期された影響が、室内の装備面で感じられる。
2年間発表が延期された影響が、室内の装備面で感じられる。    平井大介

とはいえ、X、RSとも乗り心地と操縦安定性のバランスがとれており、やはりDNGAの効果が大きいといえるだろう。そしてハイト系にスライドドアを採用しても、走りもスタイルも楽しめることを新型ムーヴは実証してくれた。

ダイハツ・ムーヴのスペック

ダイハツ・ムーヴX
*<>はRS
全長×全幅×全高:3395×1475×1655mm
ホイールベース:2460mm
車両重量:860kg<890kg>
エンジン:直列3気筒DOHC<同+ターボ>
総排気量:659cc
最高出力:38kW(52ps)/6900rpm<47kW(64ps)/6400rpm>
最大トルク:60Nm(6.1kg-m)/3600rpm<100kW(10.2Nw)/3600rpm>
トランスミッション:CVT
駆動方式:横置きFF
燃料/タンク容量:レギュラー/30L
WLTCモード燃費:25.3km/L<24.3km/L>
タイヤサイズ:155/65R14<165/55R15>
車両価格:149万500円<189万7500円>

RSのエンジンルーム。ターボを装着し、64ps/10.2Nmのスペックとなる。
RSのエンジンルーム。ターボを装着し、64ps/10.2Nmのスペックとなる。    平井大介

記事に関わった人々

  • 執筆

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 撮影 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

7代目はスライドドア!新型ダイハツ・ムーヴの前後関係

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