まるで大きなゴルフ GTI? アウディSQ5 3.0(2) ここ10年で同社ベスト 操縦性と快適性がバランス

公開 : 2025.08.04 19:10

ここ10年で最も完成度の高いアウディ

新しいSQ5の仕上がりは高水準。ここ10年で、最も完成度の高いアウディの1台といって過言ではないだろう。その主役は、コンフォートでスポーティな走りを実現する、エンジンとサスペンション。全体的な運転のしやすさも評価したい。

車重は2115kgもあるが、安定性は素晴らしい。これよりシャープな操縦性を与えれば、快適性や実用性に影響が出るはず。内装にはもう少し個性が欲しいとしても、心地良いスポーツシートなど、強みは少なくない。

アウディSQ5 3.0 TFSI ローンチエディション(英国仕様)
アウディSQ5 3.0 TFSI ローンチエディション(英国仕様)

同クラスの上級SUVにおける、新たなリーダーが誕生した。現在で1番のオールラウンダーだと、表現できるかもしれない。V6エンジンがパワートレインだとしても。

◯:V6エンジンが生む見事な動力性能 快適さと機敏さを叶えるエアサスペンション 充実した標準装備
△:若干お高めの価格設定 内装にはもう少し華が欲しい 不安定な車線維持支援機能

アウディSQ5 3.0 TFSI ローンチエディション(英国仕様)のスペック

英国価格:7万6525ポンド(約1492万円)
全長:4717mm
全幅:1900mm
全高:1647mm
最高速度:249km/h
0-100km/h加速:4.5秒
燃費:11.9km/L
CO2排出量:190g/km
乾燥重量:2115kg
パワートレイン:V型6気筒2994cc ターボチャージャー+ISG
使用燃料:ガソリン
最高出力:367ps/5500-6300rpm
最大トルク:56.0kg-m/1700-4000rpm
ギアボックス:7速デュアルクラッチ・オートマティック(四輪駆動)

記事に関わった人々

  • 執筆

    マレー・スカリオン

    Murray Scullion

    役職:デジタル編集者
    10年以上ジャーナリストとして活動し、雑誌、新聞、ウェブサイトに寄稿してきた。現在はオンライン版AUTOCARの編集者を務めている。オースチンやフェラーリなど、1万円から1億円まで多数のクルマをレビューしてきた。F1のスター選手へのインタビュー経験もある。これまで運転した中で最高のクルマは、学生時代に買った初代マツダMX-5(ロードスター)。巨大なジャガーXJ220も大好き。
  • 撮影

    マーク・ティショー

    Mark Tisshaw

    役職:編集者
    自動車業界で10年以上の経験を持つ。欧州COTYの審査員でもある。AUTOCARでは2009年以来、さまざまな役職を歴任。2017年より現職の編集者を務め、印刷版、オンライン版、SNS、動画、ポッドキャストなど、全コンテンツを統括している。業界の経営幹部たちには定期的にインタビューを行い、彼らのストーリーを伝えるとともに、その責任を問うている。これまで運転した中で最高のクルマは、フェラーリ488ピスタ。また、フォルクスワーゲン・ゴルフGTIにも愛着がある。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

アウディSQ5 3.0の前後関係

前後関係をもっとみる

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事