英国の新車販売台数が22年ぶり最高に 2月で9万台超 ただし「極めて重要」なのは今月
公開 : 2026.03.10 07:25
英国の2月の新車販売台数が9万台を超え、2004年以来最高を記録しました。多くのセグメントで成長して市場回復の兆しが見え始めましたが、年間で最も活気のある3月の販売が「極めて重要」とされています。
ようやく市場回復の兆し
英国で先月、新車販売台数が2月としては22年ぶりに最高記録を更新した。
英国自動車製造販売者協会(SMMT)の統計によれば、2月に9万100台の新車が登録され、前年同月比7.2%の大幅増となった。これは主に個人購入者向け販売が17.6%増加し、3万5000以上が売れたことによるものだ。

市場の大半を占めるフリート向け(社用車など)の販売は2.8%の小幅増にとどまった。
しかし、全体的に成長する中、EVの市場シェアは2か月連続で減少している。登録台数は2.8%増加したものの、全体に占めるEVの割合は24.2%に留まり、昨年の4分の1強から低下した。
SMMTはこの減少の一因として、昨年4月に新税率が導入された際の駆け込み需要を挙げている。また、メーカー各社が英国のゼロ・エミッション車(ZEV)規制への対応を目指し、2025年最後の数か月でEV販売を強力に推進していた点を指摘している。
同団体はまた、2月は他の月に比べて数日短いことから、販売台数が本質的に少なくなり、変化が誇張されやすいとも述べている。
EVは3月が勝負
待ち望まれていた市場回復の兆しがようやく見られたものの、注目されるのは3月の数字だ。英国では毎年3月にナンバープレートの表示(年式)が変更されることから、販売が伸びる傾向にある。それに対して2月は伝統的に伸び悩みがちだ。SMMTは、今月の販売は特にEVにとって「極めて重要」になると述べている。
「年初来のBEV市場シェアは22.0%で、2026年目標(ZEV規制)の33%の3分の2に達している。3月は極めて重要な月となるだろう。メーカーはすでに新モデル開発や割引に多大なコストを投じて需要喚起を図り、政府のEV補助金の支援も受けている。しかし、規制導入以降、状況は予想以上に変化した」
「(EVへの)移行プロセス全体の包括的な見直しが必要だ。2028年からのEV走行距離課税(eVED)導入計画により購入者のマインドがさらに弱まると予想されるため、この見直しを早急に進めなければならない」
2月のEVの伸びは鈍化した一方、プラグインハイブリッド車(PHEV)の販売は43.5%急増し、市場シェアは過去最高の11.6%を記録した。ハイブリッド車は13.1%を占めた。これは純ガソリン車のシェアとの引き換えによるもので、需要はわずかに増加したものの、シェアは46.5%に低下している。ディーゼル車の減少は続き、販売台数は3.8%減少し、市場シェアはわずか4.5%にとどまった。




























