フィオラノには速すぎる フェラーリF80(1) 499Pと深い関係の1200ps技術へ迫る

公開 : 2025.07.14 19:05

僅かに後方へずれる助手席 799台限定

インテリアは、スタイリングと同様に素晴らしい。実際に押せるハードスイッチが、ダッシュボードへ沢山並ぶ。キャビン下面の気流の設計上、レッグルームは僅かに持ち上げられている。シートはサポート性が素晴らしく、運転姿勢も理想的だ。

ステアリングホイールはリムが四角いが、ル・マン・マシンとの結びつきを感じられて悪くない。ドライバーの胸元まで、寄せられることにも感心。シフトパドルはコラム側に付くが、F80ではステアリング裏の方が良いように思う。

フェラーリF80(欧州仕様)
フェラーリF80(欧州仕様)

助手席は運転席より僅かに後方へずれ、肩がぶつかるのを防いでいるが、ポジションは固定されている。前後へ大きくずれる、マクラーレンF1やGMA T50より隣人と会話しやすく、居心地が良く感じた。後方には荷物置き場があるが、本当に狭い。

ちなみに、F80の生産は799台の限定。お値段は、欧州では310万ユーロ(約5億3320万円)とのこと。

走りの印象とスペックは、フェラーリF80(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・プライヤー

    Matt Prior

    役職:編集委員
    新型車を世界で最初に試乗するジャーナリストの1人。AUTOCARの主要な特集記事のライターであり、YouTubeチャンネルのメインパーソナリティでもある。1997年よりクルマに関する執筆や講演活動を行っており、自動車専門メディアの編集者を経て2005年にAUTOCARに移籍。あらゆる時代のクルマやエンジニアリングに関心を持ち、レーシングライセンスと、故障したクラシックカーやバイクをいくつか所有している。これまで運転した中で最高のクルマは、2009年式のフォード・フィエスタ・ゼテックS。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

フェラーリF80の前後関係

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