BYDの野心的な欧州事業拡大 686馬力の大型SUV『B5』など導入へ 高級車ブランドに注力

公開 : 2025.07.21 18:45

技術力にも自信あり

リー氏によると、デンツァのデザインと技術力は、BMWメルセデス・ベンツなどのブランドとの競争に役立つという。Z9 GTでは、ドラマチックなスタイリング、ハンドリング性能、さらに自動駐車機能と充電器への自動接続機能が大きな特徴とされている。

B5については、オフロード性能と高い技術レベルが、ランドローバーディフェンダーなどの競合車に対する優位性となるという。

英国に導入予定のデンツァB5
英国に導入予定のデンツァB5    AUTOCAR

「当社の技術は、従来のブランドよりも10倍優れていると自負しています。新しい体験をお届けできます」とリー氏は述べた。

重要なポイントとして、すべてのEVモデルが、わずか5分の充電で400km走行できるBYDの1000kW超急速充電器に対応していることが挙げられる。今年初めに中国で展開を開始し、英国でもこの充電器の設置に向けてパートナー企業と協議中だ。導入が実現すれば、英国で群を抜いて最速の充電器となる。

デンツァのクルマには、BYDの『God’s Eye(神の目)』と呼ばれるレベル2以上の自動運転機能も搭載される。LiDARを使用して自動で走行するが、常時、人間の監視が必要だ。英国ではまだ公道使用が合法化されていない技術だが、リー氏は、規制に合わせてシステムを無線でアップデートできると述べた。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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