【グランツーリスモ7に先行登場】マツダスピリットレーシング・ロードスター12Rが200台限定発売へ!2L&200psエンジン搭載

公開 : 2025.09.23 22:00

マツダのサブブランドとしてモータースポーツ活動を行っている『マツダスピリットレーシング』が手がけた特別仕様車『ロードスター12R』が、200台限定で発売されます。それに先駆けて、グランツーリスモ7に登場しました。

200台限定で発売されるスペシャルモデル

日本を代表するスポーツカー、『マツダロードスター』。人馬一体の走りなどから長年愛されており、多くの自動車趣味人がピュアなドライビングフィールとコントロール性能の高さを楽しんでいる。

そんな街中や郊外のワインディングはもちろん、サーキットにおいても意のままの走りを堪能できるロードスターに、いよいよマツダのサブブランドとしてモータースポーツ活動を展開している『マツダスピリットレーシング』が手がけ、サーキット走行を存分に楽しむためのスペシャルモデルが登場する。

『グランツーリスモ7』に『マツダスピリットレーシング・ロードスター12R』が収録された。
『グランツーリスモ7』に『マツダスピリットレーシング・ロードスター12R』が収録された。    ポリフォニー・デジタル/マツダ

『マツダスピリットレーシング・ロードスター12R』と呼ばれるこの特別仕様車は、スーパー耐久シリーズのレース活動で培った技術、ノウハウ、装備を惜しみなく注ぎ込み、パワートレインや車体の進化などをフィードバック。オープンエアの開放感を楽しめるソフトトップでありながら、標準モデルの1.5Lに対し、最高出力200ps(目標値)の2.0Lエンジンを搭載する。

また、エンジン強化のみならず、速さ、走りの質感を徹底的に磨き上げた、まさにメーカー謹製コンプリートモデルで、200台のみの限定販売。価格は700万円台後半となる。

12Rは最大級のパフォーマンスを誇る市販ロードスターということになるが、この度、『PlayStation 5/PlayStation 4』(以下PS5/PS4)用ソフトウェア『グランツーリスモ7』に収録され、実車を入手できない人も楽しめるようになった。

より多くのファンに体感してもらうため収録

『マツダスピリットレーシング・ロードスター12R』は、わずか200台限定となる特別仕様車。

そのため、リアルドライビングシミュレーターのPS5/PS4用ソフトウェア『グランツーリスモ7』では、その魅力や走りの質感をより多くのファンに体感してもらいたいという想いから収録を決定。実車に限りなく近い体験をプレイヤーに届けるため、マツダのスタッフが、走行性能、サウンド、デザインといった各要素を監修した。

12Rはブランドセントラルで購入することができる。販売価格はCr.1200万だ。
12Rはブランドセントラルで購入することができる。販売価格はCr.1200万だ。    ポリフォニー・デジタル/マツダ

その結果、リアルドライビングシミュレーターとして、12Rの本質を感じることができる仕上がりとなっている。来たる9月24日の15時頃にアップデートされ、12Rでのプレイが可能となる。

購入場所はブランドセントラルで、販売価格:Cr.1200万だ。リアルドライビングシミュレーター内における12Rのスペックは、開発車両をベースに収録しているため本稿を書いている時点では非公表。一部市販車両とは仕様が異なること、チューニングの可否は現在検討中であることがアナウンスされていた。

実車に関する情報は、マツダおよびPS5/PS4用ソフトウェア『グランツーリスモ7』を開発したポリフォニー・デジタルから後ほどニュースリリースが発信される予定だ。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    高桑秀典

    Hidenori Takakuwa

    1971年生まれ。デジタルカメラの性能が著しく向上したことにより、自ら写真まで撮影するようになったが、本業はフリーランスのライター兼エディター。ミニチュアカーと旧車に深い愛情を注いでおり、1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアを1998年から愛用中(ボディカラーは水色)。2児の父。往年の日産車も大好きなので、長男の名は「国光」。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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