【マクラーレン・オートモーティブ】1991年日本グランプリ優勝車MP4/6などを展示!レースとの濃密な関係と歴史 #JMS2025

公開 : 2025.10.30 16:05

マクラーレン・オートモーティブ・アジアは、日本スーパーカー協会との共同で、ジャパンモビリティショー2025に出展しました。1991年日本グランプリ優勝車MP4/6などを展示しています。上野和秀のレポートです。

レーシングマシン直系のテクノロジー

マクラーレン・オートモーティブ・アジアは、日本スーパーカー協会との共同で、ジャパンモビリティショー2025に出展した。

数あるスーパーカーの中で、レーシングマシン直系のテクノロジーで作り込まれたパフォーマンスを有するのがマクラーレン。創始者ブルース・マクラーレンの志を受け継ぐコンストラクターとして、現在もF1グランプリで活躍を続けている。今シーズンは圧倒的な強さを見せつけ、F1世界選手権コンストラクターズチャンピオンを昨年に続き獲得した。

ジャパンモビリティショー2025のマクラーレン・ブース。
ジャパンモビリティショー2025のマクラーレン・ブース。    上野和秀

そんなマクラーレンがジャパンモビリティ・ショーに初お目見えした。今回はイベントなどではおなじみの日本スーパーカー協会とのコラボレーションにより実現したもの。

ブースにはマクラーレンの歴史を物語る3台が展示された。1991年の日本グランプリ優勝車のMP4/6(ゲルハルト・ベルガー車)と、量産ロードカーの原点となるMP4-12Cのローリングシャシー、そして最新のハイブリッドスーパーカーのアルトゥーラスパイダーだ。

壁面にはマクラーレンのヒストリーパネルがディスプレイされ、レースフィールドとの濃密な世界と歴史を説明。

また、アルトゥーラ・スパイダーのコクピットでは、日本スーパーカー協会と共同開発したAR技術を使用したバーチャルドライブが提供されている。

なお展示場所は、東京ビッグサイト南展示棟4階の日本スーパーカー協会ブース内となるのでご注意を。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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