【マツダCX-5】新型は魂動デザインの最終段階?絶対に必要!と社長直訴で実現したキャラクターラインとは #JMS2025

公開 : 2025.11.10 11:45

キャラクターラインの意図

もうひとつエクステリアで気になるのは、フロントドア下にある斜めのキャラクターラインだ。実は全長が伸びたもののフロントまわりはあまり変わらないことから、キャビンだけが長くなりバランスが悪くなってしまったのだ。

「頭でっかちに見えてバランスが悪いと思っていたんです。しかしこの線を入れた絵を描いてくれたデザイナーがいて、それをモデル化したら急にバランスが良く感じました」

エクステリアで気になる、フロントドア下にある斜めのキャラクターライン。
エクステリアで気になる、フロントドア下にある斜めのキャラクターライン。    平井大介

その理由は、「この斜めのキャラクターラインまでがフロントパートに見える」から。つまり、フロント部分も伸びたように錯覚させたのだ。

しかし社内からは猛反対があったそうだ。

「社長の毛籠や前田(シニアフェローデザイン・ブランドスタイル監修の前田育夫氏)から、お前、ほんまにこれをやるんか、いらんだろうといわれました」と椿さん。しかし「これは絶対必要なのでやらせてくださいと、直訴しました」と明かす。

実はまだまだ、新型CX-5のデザインはこだわり満載だ。残念ながら現段階では明らかにできないが、作り手の強い思いを感じさせる仕上がりであることは確かである。

記事に関わった人々

  • 執筆

    内田俊一

    Shunichi Uchida

    日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を生かしてデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。長距離試乗も得意であらゆるシーンでの試乗記執筆を心掛けている。クラシックカーの分野も得意で、日本クラシックカークラブ(CCCJ)会員でもある。現在、車検切れのルノー25バカラとルノー10を所有。
  • 撮影

    山田真人

    Makoto Yamada

    1973年生まれ。アウトドア雑誌編集部からフリーランスカメラマンに転身。小学5年生の時に鉄道写真を撮りに初めての一人旅に出たのがきっかけで、今だにさすらいの旅をするように。無人島から海外リゾート、子どもからメガヨットと幅広い撮影ジャンルを持つ。好きな被写体は動くものと夕陽。
  • 撮影 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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