こんなの見たことない… 不思議な姿で保管されるクラシックカー 20選(前編) ジャンクヤード探訪記

公開 : 2025.12.07 11:25

オペル・マンタ

1970年代、フォードとゼネラルモーターズ(GM)はどちらも欧州子会社のクルマを輸入していた。フォードがマーキュリー販売店を通じてカプリを販売する一方、GMはドイツ製初代オペル・マンタを輸入し、ビュイック販売店を通じて販売していた。

当初は好調な売れ行きを見せたが、為替相場の変動に伴う価格の高騰により1970年代半ばに急激に減退した。GMは代わりに日本製のいすゞ車を輸入し始め、米国でのオペル販売を打ち切った。初期のマンタは欧州で非常に人気が高く、なぜもっと多くの車両が故郷に戻されないのか不思議だ。

オペル・マンタ
オペル・マンタ

(翻訳者注:この記事は「後編」に続きます。)

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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