一度は訪れたい自動車博物館 12選(後編) 世界のディープ&マニアックなコレクションたち
公開 : 2026.01.02 11:45
貴重な実車を通して、クルマの歴史や技術を学ぶことができる自動車博物館。AUTOCARはこれまで世界各地のさまざまな見学施設を取り上げてきましたが、今回はその中から特に注目したい博物館を12か所紹介します。
サーブ博物館
サーブを知っている人は、日本にどれほどいるのだろうか。スウェーデンの歴史ある自動車メーカーで、日本にも輸入されていた時期があるが、残念ながら2011年に経営破綻してしまった。それ以来、生産活動は停止したままだ。復活に向けた取り組みが続けられているものの、いまだに生産再開の目途は立っていない。
しかし、サーブを愛する人々はこの『サーブ博物館』を通して、同社の歴史を未来に伝えようとしている。サーブ初の量産車である92、狂気じみた設計のラリーカー、空力に優れた美しいクーペなど、目を見張るコレクションが来場者を待っている。

【サーブ博物館(Saab Car Museum) マニア必見の展示車両 20選 知られざる宝物たち】
掲載日:2025年4月19日
ヨハン・プフ博物館
ここからはさらにマニアックな博物館の紹介になるが、ディープであるがゆえに、好奇心をそそられる興味深い施設ばかりだ。シュタイア・プフは、知る人ぞ知るオーストリアの自動車メーカーで、その歴史は1864年までさかのぼることができる。
シュタイア・プフが自動車産業に参入したのは1918年のこと。現在では、カナダのマグナ社と合併し、他社の車両を受注生産する受託製造の世界的リーダーとなっている。マグナ・シュタイアという名には聞き覚えのある人も多いだろう。表舞台に立つ機会は多くないが、自動車業界を支える「縁の下の力持ち」とも表現できる。

そんな同社がこれまで関与してきた多種多様なクルマが、この『ヨハン・プフ博物館』には収められている。記事内の写真からもわかるように、他の自動車博物館とは一風変わった雰囲気が漂う。展示車両の下に砂利が敷いてあるのは、漏れたオイルを受け止めるためだ。
メルセデス・ベンツGクラスのような有名なモデルから、見たことも聞いたこともないマイナーなプロトタイプまで、同社の歴史は奥深く、知れば知るほど引き込まれていく奇妙な魅力に満ちている。
【超ディープな自動車博物館 シュタイア・プフ 深い歴史を学べる展示車両 19選】
掲載日:2025年9月13日
ピーターセン自動車博物館
米国には著名な自動車博物館が数多く存在する。カリフォルニア州ロサンゼルスの『ピーターセン自動車博物館』は、建物の外観からして印象的だ。出版業界の大物ロバート・E・ピーターセン氏によって1994年に創設され、歴史的名車からワンオフのコンセプトカーまで膨大なコレクションを展示している。
この記事の原文を執筆したジャック・ハリソン記者は、「これほど素晴らしいコレクションを誇る自動車博物館は世界でも数少なく、またそのコレクションをこれほど見事に展示しているところはさらに少ない」と絶賛している。ロサンゼルスへ立ち寄る際は、ぜひ訪れてみたい。

【「楽園」へようこそ ピーターセン自動車博物館 超貴重なコレクションはクルマ好き必見】
掲載日:2025年1月25日


















