奇跡の1枚を捉えろ! 自動車フォトグラファーによる2025年傑作写真 21選(後編) 心に沁みる情景、注目のコンセプトカー

公開 : 2025.12.31 11:45

ヒョンデ・アイオニック・コンセプト・スリー

コンセプト・スリーの張りのある彫刻的なサーフェイスとシャープなラインは、1枚の鋼板から削り出されたような印象を与える。これほどコンパクトな車体にアイオニック5 Nの駆動系を搭載すれば、素晴らしい組み合わせになるだろう。

ヒョンデ・アイオニック・コンセプト・スリー
ヒョンデ・アイオニック・コンセプト・スリー

スコダ110Rクーペ・コンセプト

このコンセプトカーは、スコダ特集号で同社の歴史を深く掘り下げた際、筆者のレーダーに捉えられた。1970年代の名車110Rへのオマージュとなるコンセプトカーで、レトロと未来的なデザインをバランスよく融合させ、非常に個性的なスタイリングのタッチを加えていると思う。

スコダ110Rクーペ・コンセプト
スコダ110Rクーペ・コンセプト

プジョー・ポリゴン・コンセプト

たった1つのデザイン要素が、過去のクルマを思い起こさせる。プジョー205 GTiの場合、筆者にとってはCピラーの垂直な前縁と、そこに刻まれたエンブレム用のくぼみだ。ポリゴン・コンセプトではそれらを継承しつつ、新鮮な3本爪のライトグラフィックを備えており、純粋な遊び心を感じられる。

プジョー・ポリゴン・コンセプト
プジョー・ポリゴン・コンセプト

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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