未来的デザインの大型ミニバン『ヒョンデ・スターリア』EV版が登場 航続距離400km、急速充電に対応 欧州発売へ

公開 : 2026.01.15 07:05

ヒョンデが新型EV『スターリア・エレクトリック』を公開しました。未来的なデザインを特徴とする全長5.2mの大型ミニバンで、最大9人乗りが可能。内燃機関車ベースとしては珍しく、高電圧800Vシステムを備えます。

未来的な外観の電動ミニバン

ヒョンデは大型ミニバン『スターリア』のEV版として、『スターリア・エレクトリック』を発表した。欧州および英国で販売予定だ。

スタリーアは2021年、SUVの『サンタフェ』と同じプラットフォームをベースに、未来的なデザインで発売された。欧州のさまざまな市場でディーゼルエンジン搭載モデルが販売されてきたが、今回ついに電動パワートレインを獲得し、英国導入が決定した。

『スターリア・エレクトリック』
『スターリア・エレクトリック』    ヒョンデ

ボディサイズは全長5255mm、全高1990mm、ホイールベース2375mm。7人乗りまたは9人乗りを選択可能で、ヒョンデのEVとしては過去最大級の室内空間を誇る。

主なターゲットは大家族、シャトルサービス運営者、そして「アクティブなライフスタイル」を送る人々とされている。

高電圧800Vシステムを搭載

スターリア・エレクトリックは84kWhリチウムイオンバッテリーを搭載し、最大400kmの航続距離を実現。最高出力218psのモーターで前輪を駆動する。

0-100km/h加速タイムは未公表だが、約8.0秒とみられる。最高速度は183km/h、最大牽引能力は2トンとされている。

『スターリア・エレクトリック』
『スターリア・エレクトリック』    ヒョンデ

内燃機関向けのプラットフォームをベースにしたEVとしては珍しく、800Vの高電圧システムを搭載している。これにより、10%から80%までの充電をわずか20分で済ませることができる。充電出力は平均180kWを維持できるようだ。

外観としては、フロントエンドを若干変更した以外は内燃機関モデルと同一だ。モノリシックなシルエット、両側スライドドア、特徴的なLEDライトバー、巨大なサイドウィンドウ、フラットフロアと高い天井を備えている。

ヒョンデによると、サスペンションを調整し、防音材を追加して静粛性を高めたという。

ダッシュボードは他のヒョンデ車と同様で、12.3インチのディスプレイ2基と、主要機能操作用の物理ボタンを多数配置。ドライブセレクターはステアリングコラムに配置され、センターコンソールのスペースを確保している。

スターリア・エレクトリックは今年前半、3列7人乗りの『ラグジュアリー』モデルと4列9人乗りの『ワゴン』モデルが欧州市場で発売される。ただし、英国仕様の詳細については現時点で未確定だ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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