ボルボ新型EV『EX60』世界初公開!(1) 航続距離810km、欧州で受注開始 『クロスカントリー』も

公開 : 2026.01.22 13:35

タフなクロスカントリー仕様も設定

前述の通り、EX60はXC60のEV版として位置付けられるが、内部構造はほぼ無関係であり、外観的にも新しいデザインを採用している。

ボルボはEX60について「スカンジナビアンデザインの理念を、EV時代へとさらに進化させた」と述べ、空力を高める流麗なシルエットとミニマルな表面処理を、今後のEVの特徴として強調した。

オフロード対応の『EX60クロスカントリー』
オフロード対応の『EX60クロスカントリー』    ボルボ

「空気を切り裂くように滑らかに走る」と表現されており、流れるようなルーフライン、低いボンネット、絞り込まれたサイドボディ、直線的なリアエンドが相まって、空気抵抗係数(Cd値)はわずか0.26を実現。このサイズのSUVとしては異例に低く、セダンやステーションワゴン並みで、これが驚異的な航続距離達成に大きく貢献している。

EX30と同様、EX60にもオフロード対応の『クロスカントリー』仕様が用意される。専用ホイールデザイン、スキッドプレート、ワイドなホイールアーチに加え、車高は20mmリフトアップ。エアサスペンションにより、過酷な地形では最大40mm高め、また高速巡航時には車高を下げて効率や安定性を向上させることができる。また、スカンジナビアの自然から着想を得た新色「フロストグリーン」も用意される。

その他、EX60は生産コスト削減と購入プロセスの簡素化を目的に、欧州仕様では『コア』、『プラス』、『ウルトラ』の3グレードのみというシンプルな構成となる。

製品・戦略責任者マイケル・フライス氏は、「製品ラインのバリエーションを絞り込みたい。効率化と適正価格の実現の鍵となるだけでなく、お客様の選択を容易にし、納期短縮にも繋がります」と説明している。

(翻訳者注:この記事は後編へ続きます。)

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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