ゴルディーニ、ウィリアムズにアルピーヌ! ルノーが誇る高性能モデル 25選(前編) 情熱をかきたてるフランスの名門
公開 : 2026.02.21 11:45
8:ルノーRS10(1979年)
1979年のF1世界選手権で、ルノーはRS10とともに歴史に名を残した。ターボチャージャー搭載のF1マシンとして史上初の優勝を果たしたのだ。
この時点まで、ターボチャージャーは信頼性の問題からモータースポーツ界で真剣に受け止められていなかった。しかし、RS10の初勝利は、その後数十年にわたるトレンドを決定づけた。1979年フランスGPで、530psのRS10はジャン=ピエール・ジャブイーユの手によりポールポジションから優勝を果たした。チームメイトのルネ・アルヌーが3位でフィニッシュし、表彰台を独占した。

9:ルノー5ターボ(1980年)
モータースポーツで成功したターボチャージャーが、ルノーの市販車に展開されるのは時間の問題だった。ルノー初のターボ搭載市販車はセダンの18ターボ(最高出力110ps)だが、その後登場したモデルが今や自動車業界のレジェンドとなっている。
1980年、ルノーのベストセラーハッチバックであるR5に、160psのターボチャージャー付き4気筒エンジンが導入されたのだ。さらに、とんでもなくワイドなリアフェンダーと、スーパーヒーローのような赤と青のインテリアも追加された。R5ターボは瞬く間にヒットし、最大350psを誇るラリー仕様もさることながら、公道向けのホモロゲーションモデルとしても名を馳せた。現在では、後期のR5ターボ2と共に、非常に高い人気を誇っている。

10:ルノー5 GTターボ(1985年)
今日、新築住宅並みの金額を払わずに手に入るルノー5の高性能バージョンが、5ターボGTだ。パワフルな兄貴分よりもはるかに多く生産されているが、ホットハッチとして評価されるに値する。
ターボGTは初代R5ターボよりはるかに正統派のホットハッチと言える。ギャレット製ターボチャージャー付きエンジンはミドシップではなくフロントに配置され、ゴルフGTIのライバルとなった。16万台以上が生産されたが、現存する個体は残念ながら多くない。

11:ウィリアムズ・ルノー FW15(1993年)
ルノーのF1史におけるハイライトの1つが、1993年のシーズンだ。フランスのF1ドライバー、アラン・プロストは革新的なエイドリアン・ニューウェイ設計のウィリアムズ・ルノーFW15を駆り、同年16戦中7勝を挙げ、自身4度目にして最後のタイトルを獲得した。チームも1993年のコンストラクターズ・チャンピオンを制し、記憶に残るシーズンを締めくくった。
ルノーはチーム内でエンジンサプライヤーとしての役割を担っていたが、そのエンジンはかなり特殊なものだった。具体的には、プロストが操る『RS5』3.5L V10エンジンは、わずか500kg強の車体を動かすだけにもかかわらず、1万5000回転まで回って750psを発生するのだ。



























