四角いステアリングは未来感覚! 『レクサスRZ550e Fスポーツ』は今すぐに手元に置きたいほどの魅力【ザ・国産EV検証 #2】

公開 : 2026.04.07 11:45

いかにもレクサスらしいライド感

4輪の接地感の高さ、そして巧みに制御されたロールの動きも、スポーティであると同時に高級な、いかにもレクサスらしいライド感を演出する大きな理由となっている。

RZ550e Fスポーツのパワーユニットは、最高出力で227ps、最大トルクでは268Nmを発揮するエレクトリックモーターを前後に搭載することで構成されている。BEVであるのにシフトパドルが用意されているのは、8速マニュアルドライブモード、インタラクティブマニュアルドライブ機構を採用しているからだ。

ステアリングシステムによる路面からのフィードバックは、きわめて正確だ。
ステアリングシステムによる路面からのフィードバックは、きわめて正確だ。    平井大介

センターコンソールにあるMスイッチをプッシュすると起動するこの機構は、人工のサウンドや一瞬の加速度の変化、あるいは振動などによって、あくまでも疑似的にマニュアルドライブの楽しさを演出するためのもの。

ちなみに通常走行時には、そのパドルはブレーキの回生レベル調節に使用されるのだが、制動のフィーリングにも大きな違和感はなかった。

今回その走りを体験して、筆者自身は今すぐにでも、試乗車を何日か手元に置いておきたいという衝動にかられてしまった。もっとその走りの魅力、そしてそれがどのようなエンジニアリングによるものなのかを深掘りしてみたいと思ったからだ。そのような気持ちにさせてくれたBEVは珍しい。

記事に関わった人々

  • 執筆

    山崎元裕

    Motohiro Yamazaki

    1963年生まれ。青山学院大学卒。自動車雑誌編集部を経て、モータージャーナリストとして独立。「スーパーカー大王」の異名を持つ。フツーのモータージャーナリストとして試乗記事を多く自動車雑誌、自動車ウェブ媒体に寄稿する。特にスーパーカーに関する記事は得意。
  • 撮影 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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