誰もが軽自動車に対する認識を大きく変える!『ホンダN-ONE e:』の走りは感動レベルの高級さ【ザ・国産EV検証 #5】

公開 : 2026.04.14 11:45

その気になれば十分にスポーティな走り

今回の試乗は、短時間ではあるがクローズされたテストコースで行われたため、日常的なN-ONE e:の使用パターンではあまり経験することがない、ややハードなコーナリングなどを試すこともできた。

前で触れたフロア下のバッテリー重量は約190kg。それによって低重心が実現していることで、ハンドリングにも大きな安心感を生み出している。さすがにスポーツカー並みとはいえないものの、その気になれば十分にスポーティな走りを楽しむことができた。

N-ONE e:は軽自動車BEVの中でも、とりわけ大きな魅力を持つモデルだ。
N-ONE e:は軽自動車BEVの中でも、とりわけ大きな魅力を持つモデルだ。    平井大介

ホンダはこのN-ONE e:のカスタマーターゲットを、実用的なセカンドカーを求める女性と想定しているようだが、実際にはより幅広いカスタマー層にその魅力が認められることは間違いない。

N-ONE e:は、現在市場にある軽自動車BEVの中でも、とりわけ大きな魅力を持つモデルであると結論づけてもよいだろう。参考までにホンダからの発表によれば、その購入時には国からの自家用CEV補助金として58万円が、そして東京都の場合ならば、地方自治体からのZEV補助金として40万円~が支給されるという。

それを考えればコストパフォーマンスの高さも見逃せないところ。軽自動車BEVのさらなる普及に、このN-ONE e:はとても強い追い風となりそうだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    山崎元裕

    Motohiro Yamazaki

    1963年生まれ。青山学院大学卒。自動車雑誌編集部を経て、モータージャーナリストとして独立。「スーパーカー大王」の異名を持つ。フツーのモータージャーナリストとして試乗記事を多く自動車雑誌、自動車ウェブ媒体に寄稿する。特にスーパーカーに関する記事は得意。
  • 撮影 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

ザ・国産EV検証の前後関係

前後関係をもっとみる

スーパーカー超王が斬るの前後関係

前後関係をもっとみる

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事