クラプトンの特注フェラーリからストラトスまで 麗しきリバイバル・モデル 10選(2) 市販化が否定されたミウラ GTは予定数に達せず
公開 : 2026.06.14 17:50
フェラーリSP12 EC(2012年)
ロック会のレジェンド、エリック・クラプトン氏は生粋のフェラーリ・マニア。同ブランドのポートフォリオ・コーチビルディング・プログラムで、特注モデルの製作が認められた数少ない人物の1人でもある。そこで生まれたのが、SP12 ECだ。
オマージュされたのは、512 BBi。「僕にとって最高の時間を過ごしたクルマだったので」とクラプトンは明かしている。ただし、彼はV12エンジンを希望したが、実用性を理由にベースとなったのは458 イタリアで、4.5L V8エンジンがミドシップされた。

スタイリングは、フェラーリのデザイン部門とピニンファリーナ社による共作で、お披露目は2012年。最高出力は578psとされ、8速デュアルクラッチATが組み合わされていた。300万ポンドの費用が投じられたと伝えられている。
マニアな小ネタ:車名はスペシャル・プロジェクト512 BBi エリック・クラプトンの略。「これまでで最も満たされたことの1つです」と後に彼は述べている。
ランボルギーニ・ミウラ・コンセプト(2006年)
ランボルギーニのデザイン部門を率いた、ウォルター・デ・シルバ氏が夢見たミウラのリバイバルは、オリジナルの発表から40周年となる、2006年に実現した。マルチェロ・ガンディーニ氏によるエレガントなフォルムが、見事に現代的に再解釈されている。
あくまでもコンセプトカーで、パワートレインは未実装。ガヤルドのシャシーをベースに、V10かV12エンジンが載るのでは、という憶測もあったが、噂に過ぎなかった。

「ミウラは歴史を祝うものでしたが、ランボルギーニは未来を向いています。レトロなデザインは、目指すところではありません。従って、市販化はありません」。同社CEO、ステファン・ヴィンケルマン氏は、われわれが抱いた期待を明確に否定している。
マニアな小ネタ:ミウラは闘牛の品種を語源としているが、それを遡ると、リディア種の闘牛を飼育する牧場を所有していた、一家の名字に辿り着くという。


























































































































































