テスラ・スーパーチャージャーに対抗 BYDが英国で1500kW超急速充電器「フラッシュ」展開 他社より高出力&低価格?

公開 : 2026.06.12 07:05

BYDの顧客には特別料金を設定

ボノ・ゲ氏は、1kWあたり約50ペンスでの充電が「最適な料金」だとして、フラッシュ充電器は1日あたりで競合製品よりもはるかに多くの車両を充電できる可能性があると述べた。低コストで確保したエネルギーを活用できるため、低い料金設定が可能になるという。

「デンツァEVのドライバーには高い料金を支払ってほしくありません」とボノ・ゲ氏は述べ、他のブランドのEVについては、フラッシュ充電器を運営する企業との契約次第でより高い設定になる可能性があると付け加えた。

デンツァB5
デンツァB5

「CPO(充電ポイント事業者)と提携する場合、BYDのお客様には特別料金を提示するでしょう」

BYDは、既存の充電事業者だけでなく、スーパーマーケット各社とも、駐車場へのフラッシュ充電器設置について協議を進めている。また、英国にはすでに必要な電源設備を備えたディーラーが30~40店舗あり、フラッシュ充電器の設置に向けた計画許可の手続きを開始しているという。

ボノ・ゲ氏は、英国でのフラッシュ充電ネットワーク構築に関する「唯一の懸念」は計画許可の取得だと述べた。これは、新たな充電スポットの設置における主な障害の1つとしてよく挙げられるものだ。

しかし、既存の充電事業者との提携により、この懸念は「多少軽減される」とのことだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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