トゥインゴに乗れば特別な力を手にしたよう ルノー:ベスト・マニュファクチャー賞(2) #AUTOCARアワード2026

公開 : 2026.07.09 18:10

番外編:英国の自動車市場を重視するルノー

フランスと英国は、歴史的に有効な関係にはなかった。しかしルノーにとって、英国は最も重要な市場の1つであり続けている。「英国は、自動車文化の模範的な国といえます。そこでの事業展開は、とても重要な意味を持つのです」と、カンボリーブ氏は話す。

同時に、フランス文化を積極的にルノーは取り入れているとも説明する。「英国においても、フランスらしさを大切にしています。両国間における、駆け引きといえるかもしれません」。そんな中で大幅な値引きなしに、着実に販売数は伸ばされてきた。

ルノーの新CEO、ファブリス・カンボリーブ氏(右)と筆者
ルノーの新CEO、ファブリス・カンボリーブ氏(右)と筆者

英国のルノーを取り仕切る、アダム・ウッド氏への信頼は厚い。「市場に関する適切なフィードバックをしてくれます」。彼は以前に、南フランスへ住んでいた経験がある。

新しいトゥインゴ E-テックの発売が、英国では2027年に伸びたことを、カンボリーブ氏は謝罪もした。「もっと早く現地の承認を得たいのですが、投資バランスもあり、予定通りに進みませんでした。今後は遅延が生じないよう、体制が整えられるでしょう」

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジェームス・アトウッド

    James Attwood

    役職:雑誌副編集長
    英国で毎週発行される印刷版の副編集長。自動車業界およびモータースポーツのジャーナリストとして20年以上の経験を持つ。2024年9月より現職に就き、業界の大物たちへのインタビューを定期的に行う一方、AUTOCARの特集記事や新セクションの指揮を執っている。特にモータースポーツに造詣が深く、クラブラリーからトップレベルの国際イベントまで、ありとあらゆるレースをカバーする。これまで運転した中で最高のクルマは、人生初の愛車でもあるプジョー206 1.4 GL。最近ではポルシェ・タイカンが印象に残った。
  • 撮影

    ジャック・ハリソン

    JACK HARRISON

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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