ゴルフGTIの究極形態、無限軌道付きSUVに世界一高価なハイパーカー? たった1台しか作られなかった奇抜なクルマ 33選(後編)
公開 : 2026.07.26 11:45
フェラーリSP FFX(2014年)
フェラーリ・スペシャル・プロジェクト部門は2014年、3台ものユニークな車両を披露するなど、多忙な1年を過ごした。SP FFXは日本のコレクターからの依頼で製作されたもので、フェラーリFFをベースとしているとは到底思えないほど、後部は鋭く切り落とされている。むしろスタイリングを一新したF12ベルリネッタのように見える。

フェラーリSP 275 RWコンペティツィオーネ(2016年)
SP 275 RWコンペティツィオーネもまたF12をベースにしたワンオフモデルで、米国の歯科医リック・ワークマン氏の依頼により製作された。ワークマン氏はこの世界に1つだけのマシンに300万~400万ドルを支払ったとされている。デザインは1965年のル・マンでクラス優勝を果たした275 GTB/C スペチアーレに着想を得て、F12tdfのメカニズムを採用し、780psを発揮する。20インチホイールはこの車両専用のものだ。

フェラーリ458 MMスペチアーレ(2016年)
英国の「跳ね馬」ファンによって発注されたフェラーリの公式ワンオフモデルは多くないが、458 MMスペチアーレはその1つだ。458スペチアーレをベースに、アルミニウムとカーボンファイバーでまったく新しいボディパネルが製作された。曲面フロントガラスを備えた288 GTOから着想を得ており、ボディはパールホワイト、インテリアはダークブラウンのレザーで覆われている。

キア・ソレント・スキーゴンドラ(2016年)
米国のアフターマーケット部品メーカー団体、スペシャルティ・イクイップメント・マーケット・アソシエーション(SEMA)は1960年代初頭から活動しており、毎年秋にラスベガスで開催されるSEMAショーは世界中のカーマニアにとって必見のイベントとなっている。自動車メーカーもこぞって参加しており、キア・ソレント・スキーゴンドラのような車両ですら、展示車両の中では普通のクルマに見えてしまうほどだ。
スキーゴンドラはエンジンとトランスミッションに関しては標準仕様のソレントと同じだが、その他のドライブトレインは大幅な改造が施されている。想像を絶する過酷な北極圏の地形にも対応できるよう、自動水平調整機能付きゴム製クローラー(無限軌道)が装着されているのだ。

フェラーリSP38デボラ(2018年)
2018年にヴィラ・デステで公開されたSP38デボラは、スイスのコレクター、ロニー・ケッセル氏の資金と情熱によって実現したものだ。488 GTBをベースに、F40から着想を得たデザインで仕上げられた。SP38デボラ(SP38 Deborah)という名称は、特注の赤の塗装色に由来しているらしい。

画像 クラシックカーに着想を得た世界に1台だけのオートクチュール【ロールス・ロイス・スウェプテイルを詳しく見る】 全12枚















