ジープ・アベンジャー 4xeハイブリッド(1) 多彩な選択肢が欧州で好調 2基目のモーターで四輪駆動化 力強いデザインで差別化

公開 : 2026.08.12 18:05

小物入れが充実し空間に余裕を感じる前席

インテリアのデザインは、基本的にマイルドハイブリッドやEV版と同様。着座位置はやや高めながら、前席側の車内空間には余裕を感じる。シートは調整域が広く、快適な運転姿勢を探しやすく、視界も全方位で広い。

ステアリングホイールの奥には、7.0インチのメーター用モニター。上位グレードでは、10.25インチへ拡大する。ダッシュボード中央には、10.25インチのタッチモニター。メニューは整理整頓され、アップル・カープレイとアンドロイド・オートに標準対応する。

ジープ・アベンジャー 4xeハイブリッド(欧州仕様)
ジープアベンジャー 4xeハイブリッド(欧州仕様)

グラフィックは、ステランティス・グループで共通するものだが、最新版な感じは薄い。物理スイッチのデザインも、そろそろリフレッシュしても良さそうだ。細かなことだが、ウインカーは低い音で鳴り、少し耳障りかも。

センターコンソールには、大きな収納ボックス。ドアポケットは、一般的なペットボトルが入る奥行きがある。ダッシュボード下部に用意された小物トレイも、便利だろう。

見た目ほど広くはない後席と荷室

内装の質感は、同クラスのライバルと比べて高級な感じがするわけではない。しかし、ジープらしい雰囲気が醸し出されている。

4xeハイブリッドの場合、各部のロゴやラバー製フロアマット、タフなシート・クロスなどで差別化。アウトドア感が強調されている。アベンジャーの上位モデルとして、もう少し特別な演出があっても悪くない。

ジープ・アベンジャー 4xeハイブリッド(欧州仕様)
ジープ・アベンジャー 4xeハイブリッド(欧州仕様)

リアシート側は、高身長のドライバーの後ろだと狭く感じるだろう。助手席の下に駆動用バッテリーが載るため、若干だが足元の空間も限られる。

荷室容量は、EV版では355Lだが、4xeハイブリッドは380Lある。ただし、トヨタヤリス・クロスの397Lほどではない。

走りの印象とスペックは、ジープ・アベンジャー 4xeハイブリッド(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジャック・ウォリック

    Jack Warrick

    役職:常勤ライター
    クルマだけでなく、英国のローカルニュースとスポーツ報道にも精通し、これまで出版物、ラジオ、テレビなど、さまざまなコンテンツ制作に携わってきた。フォルクスワーゲン・グループの小売業者向けニュースウェブサイトの編集者を務めた後、2021年にAUTOCARに移籍。現在はその幅広い経験と知識を活かし、主にニュース執筆やSNSの運営を担当している。これまで運転した中で最高のクルマは、トヨタGRヤリス。一番のお気に入りだ。
  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 執筆

    クリス・カルマー

    Kris Culmer

    役職:主任副編集長
    AUTOCARのオンラインおよび印刷版で公開されるすべての記事の編集と事実確認を担当している。自動車業界に関する報道の経験は8年以上になる。ニュースやレビューも頻繁に寄稿しており、専門分野はモータースポーツ。F1ドライバーへの取材経験もある。また、歴史に強い関心を持ち、1895年まで遡る AUTOCAR誌 のアーカイブの管理も担当している。これまで運転した中で最高のクルマは、BMW M2。その他、スバルBRZ、トヨタGR86、マツダMX-5など、パワーに頼りすぎない軽量車も好き。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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