この手があった! 『フォルクスワーゲン・ゴルフ・カブリオ』を狙うなら、初代ではなく3代目【第5水曜日の男、遠藤イヅルの令和的ヤングタイマー列伝:第8回】

公開 : 2026.07.29 12:05

ゴルフIカブリオと比べるとリーズナブル

ゴルフIIIカブリオを取り上げたのは、内容が充実して魅力的であること、そして『今見直したいクルマ』だからなのは言うまでもありません。

そしてゴルフIカブリオと比較するとリーズナブルなのも、その理由です。クラシックなデザインで1990年代前半まで生産されていたゴルフIカブリオは人気が高く、価格も高騰。大手中古車検索サイトによると10万km以上走行した個体でも200万円〜300万円というプライスタグを掲げています。

ゴルフIIIのボディのまま、1998年にフロントをゴルフIV風に整形した『ゴルフIVルック』のカブリオ。
ゴルフIIIのボディのまま、1998年にフロントをゴルフIV風に整形した『ゴルフIVルック』のカブリオ。    フォルクスワーゲン

一方のゴルフIIIは本稿執筆時点で、1.7万kmという低走行で約120万円の個体が1台販売されています。お買い得感がありますよね。ただしゴルフIIIは全体的に残存数が壊滅的。欲しくても選べない車種になりつつあります。

しかし、選択肢はもうひとつあります。前述したとおり、ゴルフIIIカブリオはベースモデルがゴルフIVにフルモデルチェンジした後も販売が続いたのですが、その際フロントをゴルフIVそっくりに整形。リアもゴルフIVに似せていました。

この『ゴルフIVルック』のゴルフIIIカブリオレも狙えるのです。と言いつつ、こちらの掲載台数もわずか3台。かなりのレアカーです(涙)。

ゴルフIIIはトラブルが多い傾向があり、専門店があるゴルフIIに比べると購入後も両手放しで乗れないモデルかもしれませんが、『この手があったか!』というクルマや、みんなが乗っていないクルマを探している人にこっそりとオススメしたいクルマです。

次回の『第5水曜日の男』は9月30日です。次回も『今見直したいクルマ』をお送りする予定です。どうぞご期待下さい。

記事に関わった人々

  • 執筆

    遠藤イヅル

    Izuru Endo

    1971年生まれ。自動車・鉄道系イラストレーター兼ライター。雑誌、WEB媒体でイラストや記事の連載を多く持つ。コピックマーカーで描くアナログイラストを得意とする。実用車や商用車を好み、希少性が高い車種を乗り継ぐ。現在の所有は1987年式日産VWサンタナ、1985年式日産サニーカリフォルニア、2013年式ルノー・ルーテシア。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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