『左ハンドル+マニュアルのイタリア車』しか買ったことのない話(前編)【日本版編集長コラム#95】

公開 : 2026.08.16 12:05

通称『ヨロヨロ号』がますますヨロヨロに

2年前となる2024年夏に、筆者は都内から静岡県東部に移住。ほぼ同じタイミングでAUTOCAR JAPANへと移籍し現在へ至る。そこで考えたのが、イプシロンをどうするかであった。

ちなみにドア枠の『MOMO』ステッカーが縦方向に貼られていて、それが片仮名の『ヨロヨロ』と読めてしまうことから通称『ヨロヨロ号』と呼ばれているのだが、さすがに片道約120kmある都内との往復で酷使すると、ますますヨロヨロしてしまいそうだ。

『MOMO』ステッカーが片仮名の『ヨロヨロ』と読めてしまうことから、通称『ヨロヨロ号』と呼ばれている。
『MOMO』ステッカーが片仮名の『ヨロヨロ』と読めてしまうことから、通称『ヨロヨロ号』と呼ばれている。    平井大介

エンジンは1.2L直列4気筒自然吸気で、5速マニュアルを駆使すれば時速30km/hでも楽しいものの、高速道路ではさすがに排気量不足が露呈する。また、近年の酷暑に対して、エアコンの効き方も心もとなく感じるようになっていた。

そこでイプシロンでは遠出せず、近所でだけ乗ることとした。現在住んでいる借家は、昔は農機具を置いていたと思われる屋根下にクルマを置くことができるうえ、昨年夏には劣化が激しかったラッパーズのボディカバーも新調し、カバーをかけたままの状態に。

実は移住前に、都内のリテーラーショップで内外装のリフレッシュを行っており、そうなるとボディを汚したくないという気持ちが強くなり、多忙もあってほとんど乗らなくなってしまった。まるで、大事に保管しているクラシックカーのように。

完全にバッテリーが上がる

しかし、それ自体は問題ないと思っているのだが、当然の結果として、今年の正月に乗ろうとしたらドアロックのリモコンすら反応せず、完全にバッテリーが上がっていた。

そこで購入したのが、シーテックのバッテリーチャージャー&メンテナーだ。幸い、近くにAC電源もあるので半分ダメ元で試したところ、無事復活。近所でテスト走行もでき、それ以来、たまに充電するようにしていた。さらにタイヤの空気圧チェッカーと充填機も購入。次の走行に備えていた。

今年の正月、バッテリーが上がった時の様子。急きょシーテックのバッテリーチャージャー&メンテナーを購入し復活した。
今年の正月、バッテリーが上がった時の様子。急きょシーテックのバッテリーチャージャー&メンテナーを購入し復活した。    平井大介

さて、最後に充電し梅雨に備えて湿気とりを室内に置いてから、2ヵ月ほどが経過している。もちろん梅雨はとっくに明けている。本稿はとある日の夜に書いているので、明日の朝、久しぶりに様子を見てみようと思う。

……毎度ながら、また長くなってしまいました。明日の朝どうなったかと、そもそもなぜ『左ハンドル+マニュアルのイタリア車』なのかという話は、次回に続きます。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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