歴代最速・最高級という高み レンジローバー SV P615(1) BMW由来のV8ツインターボは614ps 納得の上質内装を堪能

公開 : 2026.09.29 18:05

理想とは異なる車載機能のインターフェイス

車載機能のインターフェイスは、理想と異なる部分。当初のL460型は、多くの物理スイッチを備えていたが、小改良でタッチモニターへ集約された。システムはJLR独自のピヴィ・プロで、グラフィックは洗練され、メニューは論理的で理解しやすいのだが。

オフロードモードを変えるにも、複数回メニューをタップする必要がある。エアコンの温度は、タッチモニターを指でドラッグすれば変えられるものの、反応は不正確。最終的には、メニューを探して操作することになる。動作が速いともいえない。

レンジローバー SV P615(英国仕様)
レンジローバー SV P615(英国仕様)

後席側は、前席より豪華なシートが据えられ、極上空間の1つ。背もたれの中央を倒せば、タッチモニターとカップホルダーを備えた、センターコンソールが姿を表す。ただし、もし重役を乗せる機会が多いなら、ロングホイールベース版が良いだろう。

標準ホイールベースでは、見た目ほど足元の空間が広くない。上下方向は950mmだが、前後は740mmで、セグメント下のSUV程度といえる。荷室容量は818Lと大きい。

気になる走りの印象とスペックは、レンジローバー SV P615(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    イリヤ・バプラート

    Illya Verpraet

    役職:ロードテスター
    ベルギー出身。AUTOCARのロードテスターとして、小型車からスーパーカーまであらゆるクルマを運転し、レビューや比較テストを執筆する。いつも巻尺を振り回し、徹底的な調査を行う。クルマの真価を見極め、他人が見逃すような欠点を見つけることも得意だ。自動車業界関連の出版物の編集経験を経て、2021年に AUTOCAR に移籍。これまで運転した中で最高のクルマは、つい最近までトヨタGR86だったが、今はE28世代のBMW M5に惚れている。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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