伝説的ルノーの名車『8ゴルディーニ』がコンセプトカーとして復活 1960年代の雰囲気を纏った2ドア・クーペ、量産化は?

公開 : 2026.09.26 11:45

量産化の可能性はいかに

ゴーヴァン氏は、将来のモデルに関連性のある技術の1つとして「消えるリアライト」を挙げ、次のように付け加えた。

「エンジニアリングチームと協力して、その解決策を模索していくつもりです。(量産化は)可能ですが、実現可能性を徹底的に検証する必要があります。しかし、問題を提起し、それを解決していくことこそが、わたしの仕事の醍醐味です」

ルノー8ゴルディーニ・コンセプト
ルノー8ゴルディーニ・コンセプト    ルノー

「エンジニアには解決すべき課題が必要です。コンセプトカーのクリエイターとして、わたし達は課題を抱えた奇抜なアイデアを考案します。そうすることで彼らには取り組むべき課題が生まれるのです」

ルノーは将来的に8を復活させる計画があるのかという質問に対し、ゴーヴァン氏は次のように答えた。

「ありません。現時点では単なるコンセプトカーであり、将来性はありません。目的はむしろゴルディーニを称えることにありました」

世間の反響次第で状況が変わる可能性はあるかと問われると、ゴーヴァン氏は「メールを送れる相手が何人かいるでしょう」と答えた。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジェームス・アトウッド

    James Attwood

    役職:雑誌副編集長
    英国で毎週発行される印刷版の副編集長。自動車業界およびモータースポーツのジャーナリストとして20年以上の経験を持つ。2024年9月より現職に就き、業界の大物たちへのインタビューを定期的に行う一方、AUTOCARの特集記事や新セクションの指揮を執っている。特にモータースポーツに造詣が深く、クラブラリーからトップレベルの国際イベントまで、ありとあらゆるレースをカバーする。これまで運転した中で最高のクルマは、人生初の愛車でもあるプジョー206 1.4 GL。最近ではポルシェ・タイカンが印象に残った。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

伝説的ルノーの名車『8ゴルディーニ』復活の前後関係

前後関係をもっとみる

関連テーマ

おすすめ記事