ジャガーXJ 3.0V6ディーゼル・オートバイオグラフィーLWB

公開 : 2015.11.06 23:50  更新 : 2017.05.29 18:37

ジャガーXJはマルチメディア・システムのアップグレードと、特別モデルらしいコスメティクスの変更が期待される。問題はそれだけではない……。

■どんなクルマ?

ジャガーXJのロング・ホイールベース版をアップデートしたモデルが今回の主人公。あたらしいライバル達に向けたジャガーからの一投である。

X351のコードネームが与えられた、この4ドア・ラグジュアリー・サルーンが初めて公開されたのは2009年のこと。

それ以来、2014年に外観と技術面のわずかな変更が加えられたのみで、次々と登場したライバルに置いていかれるのもやむを得なかった。

2013年にはオールニューのメルセデス・ベンツが誕生し、2014年はアウディがA8を大きく改良した。そして今年、BMWからは6代目の7シリーズが登場した。

さらに発達的なモデルでいうと、テスラモデルSの存在も大きいだろう。‘エレクトリック・ラグジュアリー’ とでもいおうか、あらたなブランドで地位を固めている。XJがアップデートされなければならない理由もわかる。

グリルは大きくアップライトになり、ヘッドライトはLEDに、デイライトもあらたなものに置き換わった。

中を見わたせば、評判のいい ‘インコントロール・タッチ・プロ’ メディア・システムが加わり、12.3インチのドライバーズ・ディスプレイはフルスクリーンのナビを表示できるようになった。

あたらしいセーフティー装置も追加され、可変クルーズ・コントロールや車線変更アシスト、360°カメラ・システムが利用できるようになった。

その他の技術的な変更としては、セーフティー装置を助ける役割と効率性を高める役割を果たすために加わったパワー・ステアリング・アシスタンスが挙げられる。

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