スポーツカー・ワールドカップ 第1ラウンド ー 後編

公開 : 2017.06.11 12:10  更新 : 2017.06.16 12:12

第1ラウンド後編です。スポーツカーには、それぞれの出身国の「表情」がでるもの。どの国が、もっともAUTOCARの心を揺さぶるクルマを作るのか? ワールドカップを開催しました。

第5試合:イングランド vs デンマーク

ケータハム・セブン160 vs ゼンヴォTS1 GT



まず言っておきたいのは、これが単なる力比べの舞台ではないことだ。なにしろ、馬力差が1000psを超えるマッチメイクが成立するのだから。

しかも今回は、非力な軽自動車用エンジンのケータハムで十分だ。イングランドが誇る、数多のコンパクトでシャープなスポーツカーにお出座願うまでもない。

何も「トップギア」が叩きのめしたからといって、ゼンヴォの実力をナメているのではない。

TS1GTは、そのときいろいろと炎上したST1よりグレードアップしているのだが、いかんせん彼らの10周年を記念するワンオフモデルで、試乗しようにもその機会を設けることができないのだ。

判定

デンマーク人の挑戦には敬意を表するが、本命はケータハムだ。

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