英国はこう見る レクサスSC430の中古車、評価は? ソアラ購入のヒントに

公開 : 2018.08.15 10:40  更新 : 2021.01.28 18:09

レクサスSC430の中古車 購入時の注意点

エンジン

ラジエーター液の不足で、エンジンヘッドのガスケットが割れたケースがある。トランスミッションのオイルクーラーに漏れる恐れもあるため、ラジエーター液の量は確認しておきたい。その逆に、トランスミッションフルードが、ラジエーターに染み出てしまう場合もある。
排気系統に付いているO2センサーは不具合が起きやすい。エンジンのスターターモーターも弱く、インテークマニホールドの下に付いている。燃料蒸発ガスを留めるキャニスターも不具合を起こすポイント。交換にはかなりの費用がかかる。
タイミングベルトは16万kmでの交換が必要。センターベルト・テンショナーとウォーターポンプも同じタイミングで交換しておきたい。

トランスミッション

基本的には非常にスムーズ。もし動作がおかしい場合は、クーラントの混入の可能性がある。トランスミッションのフルードは、7万2000kmで交換しておきたい。

ホイール、ブレーキ、サスペンション

リアのサスペンション・アームと、フロントのハブベアリングを確認。初期型のクルマで乗り心地が悪い場合は、フロントのコントロールアーム・ブッシュの劣化が考えられる。異音もないか確認したい。サスペンションの主要部品はアルミニウム製だが、一部鉄製の部品はサビに注意。ブレーキフルードのパイプも錆びる。
タイヤの空気圧センサーも正常に動作するか確認する。オーナーに寄っては無効にしている場合もある。
ステアリングホイールの操作時に聞こえる異音は、スパイラルケーブルの不具合だが、交換は高くつく。

ボデイ

アンダーボディのサビに注意。特にリア周りやリアアスクル、サブフレーム周りは錆びやすい。

フォールディングハードトップ

ポジションセンサーが故障する場合がある。シール類やアルミニウム製の屋根の状態も確認する。

インテリア

ステレオが正常に動くか確認する。サブウーファーとドアスピーカーから音が出ない場合がある。

関連テーマ

おすすめ記事

 

レクサスの人気画像