ロードテスト フォルクスワーゲンTロック ★★★★★★★★★☆

公開 : 2019.03.16 11:45  更新 : 2019.03.27 18:14

 

はじめに ▶ 意匠と技術 ▶ 内装 ▶ 走り ▶ 乗り味 ▶ 購入と維持 ▶ スペック ▶ 結論

使い勝手 ★★★★★★★★★☆

8.0インチのディスカバー・ナビゲーションことインフォテイメントシステムと、10.3インチのアクティブインフォディスプレイことデジタルメーターが標準装備されるのは、最上級グレードのSELのみ。それより下位のグレードでは1500ポンド(約22.5万円)あまりの有償オプションだが、それだけ支払う価値はある。

デジタル計器盤は、フォルクスワーゲンの第2世代システムで、現行ポロにも採用されている。グラフィックの解像度も鮮明さも改善されたという触れ込みだが、テスト車で見る限り信憑性が感じられる。メーター類はクッキリと表示され、ナビゲーションの設定ルートを追ったり、視聴中のオーディオ情報を表示したりと、使いやすく調整もできる。

エントリーグレードのS仕様では、170ポンド(約2.6万円)のオプション、その他のグレードでは標準装備として用意されるインフォテイメントシステムは、8.0インチのタッチパネル式ディスプレイを用いるコンポジションメディア。スマートフォンとのミラーリングを行うフォルクスワーゲン独自のソフトウェア、App-Connectがインストールされている。

視界

全方位とも視界は良好だが、強く寝かされたAピラーと後ろ下がりのルーフラインは、SUVらしさを削いでいる。

燈火類


ハイ/ローいずれも非常に明るいが、自動減光された光軸がやや高いと思える場合があった。

ステアリングとペダル

幅広いブレーキペダルは、ほぼシートの中心線上にある。スロットルペダルの位置や、ステアリングコラムの配置と調整幅は、どれも最高レベルだ。

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