ポルシェ初のEV タイカン発表 テスラ・モデルSなどに対抗

2019.09.05

サマリー

ポルシェは同社初のEV、タイカン・ターボおよびターボSを発表しました。ターボSでは最大750psを発生、0-100km/hは2.8秒です。テスラ・モデルSには劣るものの、この加速を繰り返し実行することが可能とのことです。大人4人または5人が快適に移動できる実用性も兼ね備えます。

もくじ

主要ライバルを上回るパフォーマンス
0-100km/h 2.8秒 ニュルは997GT3同等
実用性も妥協なし 後席でも快適に
高めの価格設定 下位モデルも追加予定
Q&A ロバート・マイヤー モデルディレクター

主要ライバルを上回るパフォーマンス

ポルシェ・タイカンはEVのパフォーマンスにおける新たなベンチマークとして来年1月に英国で発売される。フランクフルト・モーターショーでの発表に先駆け、その技術仕様の詳細が公表された。0-100km/hの加速タイム以外では、主要ライバルを上回るパフォーマンスを実現するようだ。

ポルシェによれば、タイカンのパフォーマンスの鍵となるのは、安価だが大きく重く安定性にも劣る非同期モーターではなく永久磁石同期型モーターだという。パッケージングや温度管理、それに効率性において、そのコストを正当化できる性能とのことだ。

ポルシェ・タイカン
ポルシェ・タイカン

90kWhのバッテリーにより、その車重は2.2トンに達するものの、現在販売されているポルシェ車の中で最も低重心であり、918スパイダーに匹敵するものだという。そしてその前後重量配分は理想に近い49:51だ。

電子制御プログラムにより、タイカンのレスポンスやハンドリングは最大限に高められており、プロジェクト内部筋によれば「クラスをリードするだけでなく、大きく引き離す」レベルだという。

スロットルのレスポンスは通常の内燃機関を搭載するクルマに比べ5倍、トラクションコントロールは10倍、そして前後のトルクベクタリングは5倍素早く反応するとのことだ。そして電動LSDは機械式のそれと比べ、ホイールの空転に対し50倍も素早く対応するという。ポルシェ・スタビリティ・マネジメントをスポーツにすることで介入度合いを減らすこともでき、また完全にオフにすることも可能だ。

 

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