【強力版MHEV、「B6」を積む】ボルボXC60 B6 Rデザイン ジワジワ来るスポーティネスは、買い?

公開 : 2020.11.04 05:50

さらに洗練度の高いシャシー

しかしXC60 B6 Rデザインの最大のチャームポイントは懐の深いシャシー、そしてその運動神経のよさを隠さないどころか裏打ちする、ワイド&ボールドな佇まいだろう。

つまりパワーもトルクもある48VのMHEVとはいえ、直4ベースなので元より鼻先はめっぽう軽くノーズの入りがいい。

モメンタム、インスクリプションが、ダイナミックシャシーで導入されているのに対し、試乗車のRデザインはスポーツシャシーを採用。ハンドリングを重視している。
モメンタム、インスクリプションが、ダイナミックシャシーで導入されているのに対し、試乗車のRデザインはスポーツシャシーを採用。ハンドリングを重視している。    前田恵介

そんな素性の良さに加え、Rデザイン専用にセッティングされた非エアサス仕様の足回りが、ドライブモードを切り替えても減衰力は不変ながら、恐ろしくドンピシャにキマっていて、可変である必要性をまったく感じさせない。

微低速域からよく動く足なので、21×8.5Jという大径ワイドホイールとは裏腹に、乗り心地も優しい。

それでいてワインディングに入っても、ロール量は感じさせながら、傾く速度は抑えめという絶妙のボディコントロールで、1.9m少々の全幅や1940kgの車重を忘れさせてしまう。

左右の切り替えしでも気持ち悪く揺り返すことがない。

それだけ全体的に剛性感が高く、ステアリングを握る手元にマスが収まってくるかのようなまとまりなので、スケール感が随分と違うが、何だかまるで良質のホットハッチでも走らせている気分になるのだ。

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