スバル・ソルテラまもなく トヨタbZ4Xの兄弟車 GR 86/BRZ開発時とのちがいは?

公開 : 2021.11.08 05:45  更新 : 2021.11.08 07:44

トヨタbZ4Xの兄弟車「スバル・ソルテラ」がまもなく登場。GR 86/BRZ開発時とのちがいを解説します。

スバルソルテラまもなく

スバルは2021年10月29日、スバル公式ホームページの中で新型EVソルテラ専用コーナーを設置した。

「かけがえのないこの大地を愉しみつくすためのSUBARU初グローバルSUV EV 2022年、誕生」と明記されている。

スバル・ソルテラ
スバル・ソルテラ    スバル

スバルの中村知美社長が日本時間2021年11月11日9:30、オンラインでワールドプレミアすることも明らかになった。

あわせて、スバルで開発責任者を示す、プロジェクト・ゼネラル・マネージャー(PGM)からもソルテラの詳細な説明がある。

ソルテラについてはこれまで、2021年5月11日にプレスリリースが出されている。

それによると、ソルテラはトヨタとの共同開発であること。EV専用プラットフォームをeスバルグローバルプラットフォームと呼ぶこと。

発売は日本、アメリカ、カナダ、欧州、中国などで2022年頃までにおこなうこと、となっている。

そして、ソルテラとは「ソル(太陽)」と「テラ(大地)」を組み合わせた造語であることも公開している。

むろん、ソルテラはスバルの真骨頂であるAWD(四輪駆動車)である。

そのソルテラ正式発表を前に、ソルテラとは兄弟関係にあるトヨタbZ4Xの技術詳細が明らかになっている。

トヨタが2021年10月27日、オンラインでEV開発担当者から報道陣に対する技術説明会がおこなわれた。

その中で……。

トヨタbZ4Xはどんなクルマ?

トヨタZEVファクトリー・チーフエンジニアの豊島浩二氏と、同主査の井戸大介氏は、筆者(桃田健史)や記者らからの、トヨタとスバルとの関係に対する質問に丁寧に答えた。

まず、トヨタbZ4Xのスペックだが、ボディサイズは全長4680mm×全幅1860mm×全高1650mm、ホイールベースは2850mmだ。

トヨタbZ4X
トヨタbZ4X    トヨタ

トヨタGR 86とスバルBRZとの関係から考えれば、ソルテラのボディスペックはbZ4Xとほぼ同値となるだろう。

デザインについては、ソルテラのティザー動画でのチラ見せから推測するに、bZ4Xとの共通性が強く、そのうえでGR 86とBRZとの関係のようにヘッドライト周辺などの雰囲気に違いを出すのだと思う。

そして電動パワーユニットの基本スペックは、駆動用バッテリー容量は71.4kWhを共用するなど、bZ4XとBRZで違いはないと推測できる。

ただし、1つ気になるのはAWDのみの設定かどうか、という点だ。

bZ4Xでは、FWD(前輪駆動車)と4WDという区分けであるが、スバルが5月に出したプレスリリースでは「優れた操縦安定性や高い走破性を誇るAWD性能を備え……」という記載がある。

これだけで、ソルテラをAWD専用車と決めつけるのは難しいが、価格を考えるとインプレッサのようにFWDモデル設定があることも考えられるだろう。

こうしたスペックからの予想を下地に、トヨタ側のコメントについて詳しく触れていきたい。

記事に関わった人々

  • 執筆

    桃田健史

    Kenji Momota

    過去40数年間の飛行機移動距離はざっと世界150周。量産車の企画/開発/実験/マーケティングなど様々な実務を経験。モータースポーツ領域でもアメリカを拠点に長年活動。昔は愛車のフルサイズピックトラックで1日1600㎞移動は当たり前だったが最近は長距離だと腰が痛く……。将来は80年代に取得した双発飛行機免許使って「空飛ぶクルマ」で移動?
  • 編集

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。

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