アウトドア指向の新型EV『トヨタbZ4Xツーリング』発売! 航続距離は734kmを実現 荷室はbZ4Xの1.4倍

公開 : 2026.02.26 07:45

トヨタのBEVモデルbZ4Xをよりアウトドア指向にした新型『bZ4Xツーリング』が発売となりました。よりタフな印象のエクステリアに1.4倍となった荷室容量、そして最大734kmの航続距離を誇ります。

アウトドアを意識した新BEVが登場

トヨタは2月25日に、新型バッテリーEV(BEV)『トヨタbZ4Xツーリング』を発売した。

本モデルは既存の『bZ4X』が持つ走行性能と航続距離の優位性を継承しつつ、アウトドアなど家族との余暇シーンを強く意識して開発された新たなBEVである。

トヨタが新型BEV『bZ4Xツーリング』を発売。
トヨタが新型BEV『bZ4Xツーリング』を発売。    トヨタ

開発の背景には、BEVユーザーからの「より高いユーティリティが欲しい」という世界規模の要望があったという。

販売はトヨタ全店で行われ、月販基準台数は920台を設定している。グレードは『Z』のモノグレード展開で、価格はFWDが575万円、4WDが640万円となる。

bZ4X比1.4倍のラゲッジスペース

『bZ4Xツーリング』の最大の特徴は、bZ4X比で約1.4倍となる619Lの大容量ラゲッジスペース。

9.5インチのゴルフバッグを4個収納できるほか、荷室長はリアシート格納時では1850mmに達する。

トヨタが新型BEV『bZ4Xツーリング』を発売。
トヨタが新型BEV『bZ4Xツーリング』を発売。    トヨタ

また、後席のヘッドクリアランスは113mm、前後カップルディスタンスは1000mmを確保しており、乗員の居住性も高い水準にある。

荷室には4か所のラゲッジフックやバックドア側から操作できるリアシート遠隔操作レバーも備わり、積載や乗降の利便性も考慮されている。

クラス最高の航続距離と急速充電

『bZ4Xツーリング』のFWDモデルは、WLTCモードでクラス最高水準の航続距離734kmを達成している。これは、SiCパワー半導体の採用と空力性能の最適化がこの数値を支える技術的な柱となっている。

また、充電機能では、ナビ連携によるバッテリー・プレコンディショニング機能を備え、外気温−10℃の低温環境下でも150kW急速充電器を使用すれば約28分で80%まで充電できる性能を持つ。

トヨタが新型BEV『bZ4Xツーリング』を発売。
トヨタが新型BEV『bZ4Xツーリング』を発売。    トヨタ

4WDモデルはシステム最高出力280kWの高出力eアクスルを前後に搭載し、0〜100km/h加速を4.6秒でこなす。

さらに、各タイヤの状況に応じて前後の駆動力を最適化する新たな4WD制御を取り入れたほか、ドライブモードセレクトには、スバル由来の技術である『Xモード』も採用され、3つのモード切替により、駆動力とブレーキの協調制御を最適化、雪道や悪路での走破性も確保されている。

アウトドアテイストを強めたデザイン

『bZ4Xツーリング』のエクステリアは黒基調の横一文字LEDリヤコンビネーションランプや前後スキッドプレート、大型ルーフレールを採用し、ラギッドな印象を強調したデザインが特徴となっている。

車体色には新色の『ブリリアントブロンズメタリック』を含む全5色のカラーバリエーションが用意されている。

トヨタが新型BEV『bZ4Xツーリング』を発売。
トヨタが新型BEV『bZ4Xツーリング』を発売。    トヨタ

インテリアには、水平基調のインストルメントパネルに14インチ大型センターディスプレイを組み合わせ、上部にブラックの杢目調表皮を配して、アウトドアテイストが演出され、内装色はブラックとカーキから選ぶことができる。

安全機能では先進予防安全パッケージの『トヨタ・セーフティ・センス』を標準装備し、衝突被害軽減ブレーキに加え、先行車やカーブでの減速支援と操舵支援を行う『プロアクティブドライビングアシスト』が統合された。

また、高度運転支援技術の『トヨタチームメイト』の機能である、『アドバンスト ドライブ(渋滞時支援)』や自動駐車支援『アドバンスト パーク(リモート機能付)』も搭載されている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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