ランボルギーニCEO「レトロカーより特別なものを作る」 新型ステラート発売を示唆

公開 : 2022.01.27 18:05

盛り上がりつつあるオフロード志向

2019年のステラート・コンセプトは、ウラカン・エボと同じ5.2L自然吸気V10エンジンに7速ATを搭載し、最高出力640psで4輪を駆動するものであった。

ステラートの市販モデルでは、ウラカンの後輪操舵システムはそのままに、低トラクションの路面でより効果的にグリップを発揮できるランボルギーニ・ディナミカ・ヴェイコロ・インテグラータ(LDVI)システムを採用することが予想される。

先日目撃されたランボルギーニ・ステラートのプロトタイプ
先日目撃されたランボルギーニ・ステラートのプロトタイプ    AUTOCAR

スポーツカーのオフロード仕様を実験しているのは、ランボルギーニだけではない。ポルシェは911ベースの「サファリ」をテストしているところを目撃されており、モーガンは「プラス・フォーCX-T」の製造を確約している。

ステラートが、アヴェンタドールJやSC20のようにワンオフのプロジェクトになるのか、それともシアンFKP37のような限定シリーズとして少量生産されるのかは、今のところ不明である。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    平成4年生まれ。テレビゲームで自動車の運転を覚えた名古屋人。ひょんなことから脱サラし、自動車メディアで翻訳記事を書くことに。無鉄砲にも令和5年から【自動車ライター】を名乗る。「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。イチゴとトマトとイクラが大好物。

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