新型マツダCX-60 精悍な横顔が一部公開 日本の美意識「間」を表現したデザイン

公開 : 2022.03.02 06:45  更新 : 2022.03.10 15:35

3月8日発表予定のマツダCX-60で、新たな予告画像が公開されました。日本風の美意識を採り入れています。

「何もない空間の静けさと美しさ」を表現

マツダが3月8日に発表予定の新型SUV「CX-60」だが、これに先立ってエクステリアの一部が公開された。

今回公開された画像は、CX-60が和風建築物の陰に隠れているもので、フロントエンドのデザインが少しだけ確認できる。マツダによると、同社の特徴的な「魂動」デザインを継承しているとのこと。

マツダCX-60のティーザー画像
マツダCX-60のティーザー画像    マツダ

CX-60のエクステリアデザインは、「強い個性」を感じさせるもので、日本の美意識である「間」を表現し、「何もない空間の静けさと美しさ」を強調したミニマルなアプローチであるとしている。

これまでにも、ダッシュボード中央にソフトなファブリックを使用したインテリアが公開されている。マツダによれば新型車の車内空間は、ドライバーにとっても同乗者にとっても「完全に新しい体験」になるという。

印象的なのは、ステッチを境に、上半分は外光を受けて明るくクリーンな世界に、下半分は陰のなかに沈んでいくというコントラストを生み出したこと。異なる素材と質感が織りなすハーモニー、「階調」の考えを採り入れたとマツダは説明している。

マツダ初のPHEV 合計出力300ps以上?

なお、CX-60はマツダ初のプラグインハイブリッド・モデルをラインナップする見込みで、そのプロトタイプが公道を走る姿がすでに目撃されている。

ボンネットは著しく長く、リアの4本出しマフラーが性能の高さを示唆している。

マツダCX-60のティーザー画像
マツダCX-60のティーザー画像    マツダ

CX-60に続いて、3列目シートの大型SUV「CX-80」と、小型ロータリーエンジンを発電機として使用するレンジエクステンダー仕様のEV「MX-30」が登場する予定である。

CX-60の詳細はまだ不明だが、発表によると2.5Lのガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせ、合計出力300ps以上になるという。そのエンジンが、CX-5に搭載されているマツダ独自のスカイアクティブエンジンなのか、それともパートナー企業であるトヨタのものなのかは確認されていない。

後者のトヨタ製であるとすると、合計出力306psを発揮するRAV4 PHVのパワートレインがあり、マツダの300ps以上という主張と一致する。

マツダは、トヨタとのパートナーシップから生まれた最初の欧州市場向けモデルとして、トヨタ・ヤリスベースの新型マツダ2ハイブリッドを導入したばかりだ。既存のICE車のマツダ2と並行して販売される。

持続可能性とドライビングの楽しさを実現

マツダはCX-60について、「持続可能なモビリティに向けたマルチソリューション・アプローチと、適切なタイミングで適切なソリューションを提供するというマツダのコミットメントを示すもの」と述べている。

また、このパワートレインは、「スムーズで効率的、かつ力強い加速を実現し、幅広い走行シーンでドライバーに安心感とドライビングの楽しさを提供する」とのこと。

欧州で目撃されたマツダCX-60のプロトタイプ
欧州で目撃されたマツダCX-60のプロトタイプ    AUTOCAR

CX-60は現行CX-5の上位に位置づけられ、価格は3万5000ポンド(約550万円)前後になることが予想される。

マツダの欧州向けSUVは、今回の新モデル2車種の投入により、CX-30、MX-30、CX-5と合わせて5車種となる。また、米国およびカナダでは、CX-70およびCX-90(それぞれCX-60とCX-80がベースのワイドモデル)を、CX-50と並んで販売する予定だ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。愛知県在住。幼い頃から自動車/戦車/飛行機/宇宙船など乗り物全般が大好物。いつかすべての乗り物を手に入れることを夢見ている。最近はバイクの魅力に気づき、原付と中型を衝動買いしてしまった。大学卒業後、不動産営業と記事制作ディレクターを経て2020年に独立し、フリーランスとして活動開始。現在に至る。

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