日本初シトロエン公式イベント 「シトロエニスト・ランデブー」 現地レポート

公開 : 2023.10.06 12:06

もっとも盛況だった内容は?

ところで予約制とはいえ、もっとも盛況だったのは最新のシトロエン・ラインナップを体験できる試乗コーナーだった。

周囲のワインディングでたっぷりと、ディーラー試乗とはまた違った環境で乗れるとあってか、意外だったのはCXやBXなど旧モデルのオーナーたちも、積極的にニューモデル試乗をこなしていたこと。

周囲のワインディングでたっぷりと、ディーラー試乗とはまた違った環境で乗れるとあってか、意外だったのはCXやBXなど旧モデルのオーナーたちも、積極的にニューモデル試乗をこなしていた。
周囲のワインディングでたっぷりと、ディーラー試乗とはまた違った環境で乗れるとあってか、意外だったのはCXやBXなど旧モデルのオーナーたちも、積極的にニューモデル試乗をこなしていた。

やはり、この先もシトロエンに乗り続けるつもりのオーナーたちには、最新のシトロエンは最良の選択肢なのだ。

ちなみに自動車のイベントで恒例のビンゴ大会は、ビンゴシートが通常の数字ではなく、シトロエンの歴代車種ばかり配された特別なもの。

その後の大抽選会含め、景品はまだ日本では初お目見えのアイテムも数多く、かなりの真剣勝負!? が繰り広げられた。

また会場内で、オンラインでのアンケート回答やSNS投稿をしてくれたオーナーを対象に、おそらく今後貴重になるであろう記念すべき初回開催オリジナルのキーホルダーやロゴステッカーが配られた。

今回は500台規模だったが、こうした取り組みや情報発信が、今回は参加を見合わせたシトロエンオーナーたちの捲土重来と、新しいシトロエンオーナーの誕生を促すのだろう。

もちろん、会場の駐車場スペースにはまだまだ余裕がある。日本で新旧を超えたシトロエンオーナーたちの、リアルな対面交流の場として、このコミュニティはまだ拡大の端緒についたばかりなのだ。

今のところ、第2回目がいつ開催されるかのアナウンスはなく、どのぐらいの期間をおくかも不明ながら、ステランティスジャパンとしては継続して開催していくことは確実だそうだ。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    南陽一浩

    Kazuhiro Nanyo

    1971年生まれ。慶応義塾大学文学部卒業。ネコ・パブリッシングを経てフリーに。2001年渡仏。ランス・シャンパーニュ・アルデンヌ大学で修士号取得。2005年パリに移る。おもに自動車やファッション/旅や食/美術関連で日仏独の雑誌に寄稿。2台のルノー5と505、エグザンティア等を乗り継ぎ、2014年に帰国。愛車はC5世代のA6。AJAJ会員。

関連テーマ

おすすめ記事

 

シトロエンの人気画像