長期テスト フォルクスワーゲン・ゴルフGTI(7) ライトサイジングの効果大

2019.04.03

サマリー

コーンウォール州への旅は発見に満ちていました。ゴルフGTIは十分に楽しめるパワーを持ちながら、公称値に近い燃費を叩き出します。また、ナビの案内するルートには不満がありますが、見切りの良さのおかげで助かっています。

もくじ

積算1万6108km 驚きの燃費
ナビは不満だが、見切りの良さを再確認
好きなトコロ
嫌いなトコロ
テスト車について
テストの記録

積算1万6108km 驚きの燃費

17.8km/ℓ。わたしではなくリンの担当した長期テストでの数値だ。定番のホットハッチで走りも魅力だが、まずは燃費の話から始めたいと思う。ホットハッチの燃費にそこまでの関心はないが、だからこそ17.8km/ℓという数値には驚いた。これでもホットハッチなのだ。

これは相当に良い部類だ。所有していた3気筒の2014年式ミニは、都市部を経済的に走ることを狙って設計されているはずだが、このミニにしろ小型ガソリンエンジンを搭載した他のエコ志向のモデルにしろ、これ以上の燃費は出ていない。

それでも、このクルマはゴルフGTIだ。パワフルなエンジンを搭載しながら公称燃費は18.7km/ℓというモデルで、毎回ガソリンを満タンにすると、次までに650kmほど走ることができているのも不思議ではない。

最新の広告では、フォルクスワーゲンはゴルフGTIに「ちょうど良い」パワーを与えたとアピールしている。2.0ℓのTSIガソリンエンジンは230psを発揮し、楽しむには十分だが、かといって5分ごとにガソリンスタンドに駆け込まないといけないほどではない、ということか。

多くのターボエンジンはスペックシートの数値こそ良いものの、実際に走らせると公称燃費には遠く及ばない。中には公称燃費が25km/ℓを超えているのに、実際には17km/ℓ台というモデルすらある。目新しい話ではないが、真剣に燃費を求めようとしたら、やはり「クルマにあった排気量」という意味でのライトサイジングの効果は大きい。

 
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