[ABARTH 70周年]嶋田智之が、いま見つめるABARTH 595

ロードテスト トヨタ・カローラ ★★★★★★★★☆☆

2019.06.22

100字サマリー

オーリスの名を捨て、日本が誇るファミリーカーの名跡が復活。英国で生産されるこのCセグメントのワゴンモデルは、ハイブリッドシステムのみならず、シャシーの完成度でもうるさ方揃いのテスター陣を唸らせました。

もくじ

はじめに

意匠と技術 ★★★★★★★★☆☆

内装 ★★★★★★★★★☆

走り ★★★★★★★☆☆☆

使い勝手 ★★★★★★☆☆☆☆

操舵/安定性 ★★★★★★★★★☆

快適性/静粛性 ★★★★★★★★☆☆

購入と維持 ★★★★★★★★★☆

スペック

結論 ★★★★★★★★☆☆

はじめに

世界でもっとも売れている乗用車、トヨタ・カローラが、英国へ再び正規導入された。トヨタが欧州向けの中型ファミリーハッチバックをオーリスと改名した2006年以来となる、カローラの名のグローバルな復活だ。それは50年以上にわたる歴史を持ち、12世代で5000万台に届こうとしている。

カローラが教えてくれたものがあるならば、このサイズのハッチバックやセダンを膨大な数、世界的な規模で販売するなら、エキサイティングさやドライバーアピールは二の次でいいということだ。これまでのカローラが重視してきたのは、品質と耐久性、そして信頼性である。しかし今回の新型では、第4と第5の柱が加わった。ダイナミックなスタイリングとドライビングプレジャーだ。世界的な名声を得る上でこのクルマがいかに重要かを重々承知しているトヨタは、そのキャラクターから退屈さを排除し、どんなファミリー5ドアにも負けないほど魅力的な走りを実現しようと目指している。

非常に好評を得ているクロスオーバーのC-HRをはじめ、現行プリウスやレクサスUXと共通するプラットフォームを用いるこのカローラは、欧州の道で磨かれた新たなサスペンションを与えられた。また、トヨタの新しい「デュアル・ハイブリッド」モデル戦略から生まれた最初のクルマでもあり、これまで以上に経済的なハイブリッドだけでなく、より高出力なパフォーマンス・ハイブリッドも用意される予定だ。

今回の新世代カローラは、新たなシャシーと、これまでとは異なるアプローチのチューニングを受けたパワートレインを与えられた。はたしてトヨタの新たなハイブリッドは、目論見通り走りの魅力を高めているのだろうか。

 
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