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2019.09.11

8800万円で落札 幻のトヨタ2000GT、「2300GT試作車」とは BH東京オークション

編集部より

トヨタ2000GTの排気量拡大版「MF12型」が、BH東京オークションに姿を見せました。60年代の日本を代表するスポーツカーの試作車、その落札額は?

もくじ

1960年代のスーパーカー
試作に終わったトヨタ2300GT
シャシーナンバー MF12-000001
落札額 どう評価する?

1960年代のスーパーカー

text&photo: Kazuhide Ueno(上野和秀)

日本のクルマ好きのあいだで別格の日本車として認められているのがトヨタ2000GTだ。

トヨタとヤマハ発動機のジョイント・プロジェクトで開発され、スタイリング的にも、メカニズム的にも、世界的に見ても、トップレベルのGTカーに仕上がっていた。

SOHC 2300ccユニットを積むMF12型。外観は市販されたMF10型(2L DOHC)と変わらない。
SOHC 2300ccユニットを積むMF12型。外観は市販されたMF10型(2L DOHC)と変わらない。

1967年からトヨタ2000GTはMF10型として生産を開始。フロントノーズには、クラウン用のM型エンジンをもとに、ヤマハ発動機が開発したDOHCヘッドを備える3M型DOHC直列6気筒エンジンが搭載された。

最高出力は当時の日本車としては画期的といえる高性能で、ヨーロッパのスポーツカーにも劣らない150HPを6600rpmで発生。

シャシーはX型バックボーンフレームに前後ともダブルウィッシュボーン式サスペンション、4輪ディスクブレーキなど、当時の先進メカニズムを採用。最高速度は220km/hを誇った。

当時の販売価格は238万円で、現在の物価に置き換えると1878万円以上に相当する夢のスーパーカー。そのため誰にでも買える代物ではなく、合計337台が送り出されたにとどまり、当時からまず目にすることのできない憧れのクルマであり続けている。

 
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