トヨタRAV4プライムを撮影 新プラグイン・ハイブリッドSUV LAショー2019

公開 : 2019.11.21 08:22  更新 : 2021.01.28 18:34

トヨタRAVのPHEV車を、LAショー2019の会場で撮影しました。ハイブリッド車を上回る306psを発揮します。日本発売時期も判明。

来夏 日本へ

トヨタは、RAV4の新モデルとして、プラグイン・ハイブリッド車の「RAV4プライム」(北米仕様)を、世界初公開した。RAV4のPHEVとして、日本/北米は2020年夏、ヨーロッパは2020年後半の発売を予定している。

RAV4プライムはRAV4をベースに、新開発のプラグイン・ハイブリッド・システムを採用。米国でクラス・トップレベルの加速性能を実現し、パワフルな走行を可能とした。

ロサンゼルスショーに展示されたトヨタRAV4プライム。
ロサンゼルスショーに展示されたトヨタRAV4プライム。

また、電動車ならではの走りに加えて、EV走行をはじめとする高い環境性能も両立。「プライム」は北米モデル名とされている。

エンジンは、RAV4のハイブリッド車と同様の2.5Lユニットを搭載。これに、新開発の大容量リチウムイオン電池やモーターの大容量化をはじめ、高出力な新PHEVシステムを採用した。

最高出力306ps

システム出力は、RAV4ハイブリッド車を84ps上回る306psを達成。

0-97km/h加速は5.8秒で走り切る。なお、RAV4のハイブリッド車では7.8秒であった。

ロサンゼルスショーに展示されたトヨタRAV4プライム。
ロサンゼルスショーに展示されたトヨタRAV4プライム。

また、大容量リチウムイオン電池は、フロア下に搭載し、RAV4と同様の室内空間を確保。駆動方式は、ハイブリッド車と同様に「E-Four」(電気式4WDシステム)を採用している。

新開発のプラグイン・ハイブリッド・システムは、EV航続可能距離が約62km。大容量電池の利点を活かして、災害時には駆動用電池に蓄えた電力を最大1500Wの出力で家電などへ供給できる、外部給電機能を搭載した。

9インチ・ディスプレイオーディオ

外観は、専用のミドグリルとロアバンパーを採用。メッシュグリルでスポーティさを際立たせ、ピアノブラックのアクセントで高級感を高めている。

また、19インチ専用アルミホイールに大径タイヤを設定し、SUVらしい力強さと安定感を表現した。

トヨタRAV4プライム
トヨタRAV4プライム

外装色は、質感の高いスーパーソニックレッドを新規設定。さらに、ボディ下部をブラックに塗装した。ブラックルーフと合わせて、引き締まった印象を与えている。

内装は、視認性が高いヘッドアップ・ディスプレイや、大型9インチ・ディスプレイオーディオをRAV4として初採用。スポーティな走行ができるパドルシフトも設定した。

関連テーマ

おすすめ記事

 

トヨタの人気画像