【登場から6年】ホンダ・ヴェゼル SUV新車販売で、再び1位 5.5万台を記録

公開 : 2020.01.09 14:53  更新 : 2021.10.11 13:51

2019年のSUV新車販売の1位が判明。ホンダ・ヴェゼルが獲得しました。日本発売は2013年12月。6年目のモデルが、王座に返り咲きしました。

5万5886台を記録

photo:Keisuke Maeda(前田恵介)

新車のマーケットで高い人気を維持しているのは、もちろんSUVだ。なかでもコンパクトSUVは注目株で、各社が競争力の高いモデルを投入し、しのぎを削っている。

そんな中、2019年1月〜12月のSUV新車販売台数で、ホンダのコンパクトSUV「ヴェゼル」が第1位を獲得したことが分かった(自販連調べ)。その販売台数は、5万5886台を数える。

ヴェゼル・ツーリング・ホンダセンシング(1.5Lターボ)
ヴェゼル・ツーリング・ホンダセンシング(1.5Lターボ)

ヴェゼルは、小型車のフィットをベースに、2013年12月にクーペのようなテイストを持つスタイリッシュなSUVとして登場。ミニバンに迫る使い勝手が、ジャンルの枠を超えて支持された。

現行型は、2018年2月にマイナーモデルチェンジをした改良型だ。ホンダの安全運転支援システム「ホンダセンシング」を標準装備したほか、2019年1月に1.5L VTECターボ搭載の「ヴェゼル・ツーリング」が追加され、販売を押し上げた。

累計販売 327万台

その歴史を振り返ると、登場翌年の2014年に、SUV新車販売台数で第1位を獲得。その後、2015年、2016年にわたって首位を守った。

近年はトヨタCH-Rが1位の座を占めていたが、それを奪い返した形だ。

現行型ホンダ・ヴェゼル
現行型ホンダ・ヴェゼル

実はヴェゼルは、ホンダが世界展開するグローバル・モデルである。HR-V、XR-Vを含むヴェゼル・シリーズは、2013年の発売から全世界で累計約327万台を販売。このうち、日本市場ではこれまでに累計約42万台の販売を記録している。

記事に関わった人々

  • 前田惠介

    Keisuke Maeda

    1962年生まれ。はじめて買ったクルマは、ジムニーSJ30F。自動車メーカーのカタログを撮影する会社に5年間勤務。スタジオ撮影のノウハウを会得後独立。自動車関連の撮影のほか、現在、湘南で地元密着型の写真館を営業中。今の愛車はスズキ・ジムニー(JB23)

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