フェラーリが「新型」続々投入! ラインナップ大刷新 ローマ、296、SF90…そしてEVも

公開 : 2025.03.12 18:45

296がもっとアグレッシブに

AUTOCAR英国編集部も非常に高く評価しているフェラーリ296に、アグレッシブな派生モデルが登場する。人気の488ピスタや458スペチアーレの跡を継ぐものとして、大きな期待に応えなければならない。

先達に倣って、わずかなパワーアップと大幅な軽量化により、素のポテンシャルを向上させると期待されている。

フェラーリ296 GTS
フェラーリ296 GTS

参考までに、458スペチアーレはベースとなったイタリアと比較して35psの出力向上と90kgの軽量化を実現し、パワーウェイトレシオを1トンあたり50psアップ、つまり13%改善させた。同様の処理を施せば、従来型の1トンあたり565psに対し、新型296では1トンあたり約640psとなるだろう。偶然にも、これはSF90ストラダーレの比率とほぼ一致する。

イタリア・マラネロにあるフェラーリの拠点付近でテスト中のプロトタイプの画像から、リアのダックビルスポイラーやフロントスプリッターなど、さまざまな空力調整を受けることが予想される。

SF90は1030ps超えも視野に

フェラーリのフラッグシップスーパーカー、SF90にも改良型の「M」バージョンが登場する予定である。従来型のSF90の最高出力は1000psに達するが、1015psの新型ランボルギーニレヴエルトなどを相手に、パワー競争でやや遅れをとっていたため、さらなるパワーアップが期待されている。

SF90 M(仮称)は、サーキット走行に重点を置いたSF90 XXのツインターボ4.0L V8エンジンの改良版を採用する可能性が高い。SF90 XXは、1030psという大出力を誇る。

フェラーリSF90 XXストラダーレ
フェラーリSF90 XXストラダーレ

加速性能ではレヴエルトを凌ぐことになるかもしれない。

その他にも、可能な限りの軽量化を目指す可能性が高い。SF90の乾燥重量1570kg(AUTOCAR英国編集部のロードテストでは1698kg)は、特に軽量な296 GTBと比較すると、限界域でのハンドリングの妨げとなっていた。

このような重点的な改良は、デビュー以来SF90に秘められてきた潜在能力を引き出す鍵となりそうだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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