【詳細データテスト】レンジローバー BEVの成功を予感させるPHEV 物理スイッチ類は減らしすぎ

公開 : 2025.04.26 20:25

購入と維持 ★★★★★★★☆☆☆

L460は電動化への橋渡し役であるだけでなく、遠慮ない価格帯の高級車でもある。価格は10万4000ポンド(約1955万円)からで、オートバイオグラフィーとSVにのみ設定されるロングホイールベースは19万2000ポンド(約2425万円)から。SVのLWB P615となると、19万2000ポンド(約3610万円)以上で、これはもうベントレーベンテイガの領域だ。

EV走行の航続距離は、ルートや走り方に大きく左右される。充電性能は最大7kWで、フルチャージで走れるのは56~80km。これにより、P550eは日常走行で9.6km/Lとまずまずの燃費だが、あと500kgくらい軽ければもっといい数字が出たはずだ。ツーリングでは71Lタンクにより724km走る計算だが、現実的には676kmといったところだろう。

サイドウォールが厚いので、大きく見えないホイールだが、じつは22インチ。これを基準に見ると、レンジローバーがいかに大きなクルマかよくわかる。
サイドウォールが厚いので、大きく見えないホイールだが、じつは22インチ。これを基準に見ると、レンジローバーがいかに大きなクルマかよくわかる。

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