【詳細データテスト】レンジローバー BEVの成功を予感させるPHEV 物理スイッチ類は減らしすぎ

公開 : 2025.04.26 20:25

内装 ★★★★★★★★★☆

レンジローバーに乗り込むのは、ちょっとしたイベントだ。身を沈めるのは、ほかのクルマではちょっとないほど身体を包んでくれる贅沢なシートで、マテリアルもここまで高級なのはロールス・ロイスくらいだ。

着座位置は高いが、レンジローバーのキャラクターに合っている。シートとステアリングコラムの調整幅は大きい。いま手に入る中でも、もっとも快適なクルマに数えることができる。

スイッチ類はほぼすべてタッチ画面に統合され、ミニマリスト的な設えを生み出すことに成功したが、使いやすさが犠牲になった。
スイッチ類はほぼすべてタッチ画面に統合され、ミニマリスト的な設えを生み出すことに成功したが、使いやすさが犠牲になった。

ただしアップデートされたL460のキャビンは、以前ほど扱いやすくはない。以前は静電容量式スイッチや円形パネルがセンターコンソール基部に並んで、素早い操作を可能にしていた。それに代わるのが、シャープだが必ずしもレスポンスはよくないPivi Proのタッチ画面だ。

センタートンネルにあったオールテレインモードのセレクターも同様で、メニューをいくつか手繰らないとたどり着けなくなった。結果、このところレンジローバーが好んで採り入れる、北欧っぽくミニマリスト的な雰囲気は強く出ているが、そのぶん使い勝手が犠牲になっている。

そのほかはよくできている。特に満足できるのは、収納ストレージと後席スペースだ。

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