お国柄丸出しワゴン(2) 満員でも粘り強く登る:サーブ95 熱烈なファンを構築:シトロエンDS

公開 : 2025.06.01 17:47

熱烈なファン層を築いたシトロエンDS

もっと熱烈なファン層を築いたモデルといえば、シトロエンDSを忘れる訳にはいかない。しかし、魅力を充分に知らない人は、警戒するに違いない。

1つの伝説を築いたDSに、ステーションワゴンが登場したのは、サルーンから3年後の1958年。当初は廉価版のシトロエンIDがベースで、荷室へ折りたたみできる3列目のシートを組み、定員は最大8名まで指定できた。

シトロエンDS 20 ブレーク(1958~1973年/英国仕様)
シトロエンDS 20 ブレーク(1958~1973年/英国仕様)    マックス・エドレストン(Max Edleston)

1967年に小変更が加えられ、ヘッドライトにカバーが追加。その8年後に生産は終了している。今回のDS 20 ブレークは1970年式で後期型。ダッシュボードには、不気味に灯ることがある、「ストップ」の警告灯が残る。

オーナーは、ジェイミー・ピゴット氏。前オーナーによって、DS 23用の2.3L 4気筒エンジンと5速MTへ換装されている。「自分は4速セミATの方が好き。そちらの方が、シトロエンらしいですよね。理解が難しく個性的で。この5速MTも扱いやすいですが」

この続きは、お国柄丸出しワゴン(3)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    アンドリュー・ロバーツ

    Andrew Roberts

    英国編集部ライター
  • 撮影

    マックス・エドレストン

    Max Edleston

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

お国柄丸出しクラシックワゴンの前後関係

前後関係をもっとみる

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事