エコなだけじゃない 5代目 トヨタ・プリウス(2) 実はクラス最速 運転を楽しめる有能ハッチ

公開 : 2025.05.27 19:07

運転を楽しめる有能なハッチバック

プリウスの英国価格は、エントリーグレードで約3万8000ポンド(約741万円)から。ゴルフ 1.5 TSI eハイブリッドより2000ポンド(約39万円)ほどお高いが、エネルギー効率では優位にある。

クラス最高のハイブリッド・システムを搭載し、動力性能や操縦性は先代から大幅に引き上げられた5代目。デザインの魅力度も増している。ライバルは少なくないものの、強い訴求力があることは間違いないだろう。

トヨタ・プリウス・プラグイン・デザイン(英国仕様)
トヨタ・プリウス・プラグイン・デザイン(英国仕様)

パワートレインの能力を引き出すことで、ランニングコストを驚くほど抑えられるが、単に高効率なファミリーハッチバックなだけではない。乗り心地に優れ、運転を楽しめる有能なハッチバックでもある。英国での再販を喜びたい。

◯:印象的なスタイリング 優れたプラグインHV 驚くほどバランスの良い操縦性
△:インテリアが若干地味 EVモードでの走行距離はクラス最長というわけではない

トヨタ・プリウス・プラグイン・デザイン(英国仕様)のスペック

英国価格:3万7315ポンド(約727万円)
全長:4600mm
全幅:1780mm
全高:1430mm
最高速度:177km/h
0-100km/h加速:6.8秒
燃費:142.7-200.0km/L
CO2排出量:12g/km
車両重量:1545kg
パワートレイン:直列4気筒1987cc 自然吸気+電気モーター
使用燃料:ガソリン
駆動用バッテリー:13.6kWh
最高出力:223ps(システム総合)
最大トルク:−kg-m
ギアボックス:e-CVT(前輪駆動)

記事に関わった人々

  • 執筆

    リチャード・レーン

    Richard Lane

    役職:ロードテスト副編集長
    2017年よりAUTOCARでロードテストを担当。試乗するクルマは、少数生産のスポーツカーから大手メーカーの最新グローバル戦略車まで多岐にわたる。車両にテレメトリー機器を取り付け、各種性能値の測定も行う。フェラーリ296 GTBを運転してAUTOCARロードテストのラップタイムで最速記録を樹立したことが自慢。仕事以外では、8バルブのランチア・デルタ・インテグラーレ、初代フォード・フォーカスRS、初代ホンダ・インサイトなど、さまざまなクルマを所有してきた。これまで運転した中で最高のクルマは、ポルシェ911 R。扱いやすさと威圧感のなさに感服。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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