強さを増す走りの輝き 6代目 フォルクスワーゲン・ポロ GTI(2) 乗り心地は格上サルーンを凌駕

公開 : 2025.06.30 19:10

2025年まで生き延びたことを祝いたい

登場から8年目を迎える、ポロ GTI。発売当初は、該当クラスで最も興奮を誘うモデルではなかったものの、ライバルが1台、1台と消えていく中で、その輝きは明らかに強さを増している。2025年まで生き延びたことを、お祝いしたい気持ちになる。

路面を問わず流暢に駆け抜けられ、このクラスとしては上質感にも優れる。シンプルでコンパクトなホットハッチへ関心をお持ちなら、可能な内に入手してみてはいかがだろう。古き良き楽しさが、ここにはある。

フォルクスワーゲン・ポロ GTI(英国仕様)
フォルクスワーゲン・ポロ GTI(英国仕様)

◯:従来以上に魅力的なドライバーズカー 日常環境での洗練性 優れた実用性
△:もう少しカリスマ性が欲しい 限界領域で切れ味が鈍る操縦性 MTを選べない

フォルクスワーゲン・ポロ GTI(英国仕様)のスペック

英国価格:3万740ポンド(約599万円)
全長:4071mm(標準ポロ)
全幅:1751mm(標準ポロ)
全高:1435mm(標準ポロ)
最高速度:241km/h
0-100km/h加速:6.5秒
燃費:14.1-14.7km/L
CO2排出量:154-161g/km
車両重量:1286kg
パワートレイン:直列4気筒1984cc ターボチャージャー
使用燃料:ガソリン
最高出力:207ps/4600-6000rpm
最大トルク:32.5kg-m/1500-4500rpm
ギアボックス:7速デュアルクラッチ・オートマティック

記事に関わった人々

  • 執筆

    リチャード・レーン

    Richard Lane

    役職:ロードテスト副編集長
    2017年よりAUTOCARでロードテストを担当。試乗するクルマは、少数生産のスポーツカーから大手メーカーの最新グローバル戦略車まで多岐にわたる。車両にテレメトリー機器を取り付け、各種性能値の測定も行う。フェラーリ296 GTBを運転してAUTOCARロードテストのラップタイムで最速記録を樹立したことが自慢。仕事以外では、8バルブのランチア・デルタ・インテグラーレ、初代フォード・フォーカスRS、初代ホンダ・インサイトなど、さまざまなクルマを所有してきた。これまで運転した中で最高のクルマは、ポルシェ911 R。扱いやすさと威圧感のなさに感服。
  • 執筆

    クリス・カルマー

    Kris Culmer

    役職:主任副編集長
    AUTOCARのオンラインおよび印刷版で公開されるすべての記事の編集と事実確認を担当している。自動車業界に関する報道の経験は8年以上になる。ニュースやレビューも頻繁に寄稿しており、専門分野はモータースポーツ。F1ドライバーへの取材経験もある。また、歴史に強い関心を持ち、1895年まで遡る AUTOCAR誌 のアーカイブの管理も担当している。これまで運転した中で最高のクルマは、BMW M2。その他、スバルBRZ、トヨタGR86、マツダMX-5など、パワーに頼りすぎない軽量車も好き。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

6代目 フォルクスワーゲン・ポロ GTIの前後関係

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