【A110最高峰モデル】アルピーヌA110 Rウルティム受注開始 世界110台限定

公開 : 2025.06.15 08:05

突き詰められた空力性能と軽量化

『A110 R ウルティム』では、さらなるダウンフォースを求めてエアロダイナミクスの見直しも行われた。

フレキシブルリップフロントスプリッター、フロントバンパーフィン、エアダクト付きボンネットにより、フロント部のダウンフォースは通常のA110 Rに大して120kg(275km/h時)増加した。

『アルピーヌA110 R ウルティム』が110台限定で登場。
アルピーヌA110 R ウルティム』が110台限定で登場。    アルピーヌ・ジャポン

フロントに搭載されたインバーテッドラジエーターを抜ける空気も、ボンネットのダクトから排出され、空力効果を高める。また、新設計のリアスポイラーとダックテールスポイラーにより、リアの安定性が向上。センターフィンとリアディフューザー、サイドフリックにより空気抵抗と空力バランスが最適化された。

リア部のダウンフォースはA110 Rに対して40kg(275km/h時)となる。

車体重量についても徹底的な軽量化が図られ、アルミシャシー、アルミボディワーク、カーボン製の前後フードとリアスポイラー、そしてアクラポヴィッチ製チタンエグゾーストなどにより、1120kgを達成している。

2つのオプション・プログラム

『A110 R ウルティム』には、理想のA110を創る『アトリエ・アルピーヌ』と、カスタムメイドを意味する『アトリエ・シュル・メジュール』の、2つのオプションプログラムが用意されている。

『アトリエ・アルピーヌ』は、27色のボディカラー、4色のアルカンターラ・インテリアと、ブラック・マイクロファイバー・インテリア、3色のホイール、そして7色のブレーキキャリパーから好みの色を組み合わせることができるオプション・プログラムで、その組み合わせは5670通りにもおよぶ。

『アルピーヌA110 R ウルティム』が110台限定で登場。
『アルピーヌA110 R ウルティム』が110台限定で登場。    アルピーヌ・ジャポン

『アトリエ・シュル・メジュール』は最高級皮革の使用で知られる高級家具メーカー『ポルトローナ・フラウ』とモータースポーツギア・ブランドの『サベルト』のデザインチームが手掛けた、先進的で独創的なインテリアデザインを提供する。

センターコンソール、ダッシュボード、ステアリングホイール、ドアトリムを含むフロアカラールーフまで、10色のレザーと『アトリエ・アルピーヌ』に設定される4色を含む13色のアルカンターラを組み合わせて、カスタマイズが可能となっている。

また、『アトリエ・シュル・メジュール』では、ボンネット、ルーフ、ルーフアーチ、リアフード、フィン、スポイラーなどの大部分を、それぞれ個別のボディカラーに塗装することも可能だ。

15台だけの『ラ・ブルー』

110台の『A110 R ウルティム』の内、わずか15台のみとなる『ラ・ブルー』は、アルピーヌを象徴する『ブルー・アルピーヌ』と『ブルー・アビス』が、ハンドペイントによるグラデーションで塗装された特別仕様車。

まるでハイスピードで疾走する車体に刻まれたかのように溶け合った2つの特別なブルーが、まるで彫刻のようにボディ全体を包み込んでいる。

110台の『アルピーヌA110 R ウルティム』の内15台のみが提供される特別仕様車『ラ・ブルー』。
110台の『アルピーヌA110 R ウルティム』の内15台のみが提供される特別仕様車『ラ・ブルー』。    アルピーヌ・ジャポン

この特別なカラーリングはインテリアにも及び、ポルトローナ・フラウとサベルトのデザインチームによる特別なブルー・レザーでコーディネートされている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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