鬱蒼とした雑木林に眠る希少なクラシックカー 20選 ジャンクヤード探訪記

公開 : 2025.06.22 18:25

シボレー・コルヴェア

ジャンクヤードにまだこれほど多くのシボレー・コルヴェアがあることに、我々はいつも驚かされる。しかし、1960年から1969年にかけて180万台以上が生産されたことを考えれば、当然のことかもしれない。

コルヴェアは米国で初めて、そして唯一、リアに空冷エンジンを搭載した量産車として、はるかに小型のフォルクスワーゲンビートルと競合した。

シボレー・コルヴェア
シボレー・コルヴェア

シボレー・エルカミーノ(1977年)

エンジンとほとんどのガラスが欠けていたものの、この1977年型エルカミーノ・クラシックのボディは良好な状態だった。

前年のモデルとほとんど変わらず、同じ縦置きヘッドライトを採用している。主な違いは、水平バーから垂直バーに変更されたグリルだった。1978年には、新しい5代目エルカミーノが発売された。

シボレー・エルカミーノ(1977年)
シボレー・エルカミーノ(1977年)

フォード・フェアレーン(1959年)

この1959年型のフォード・フェアレーン2ドア・ハードトップは、ヤードで発見した数少ない1950年代のクルマのうちの1台だ。背景の空きスペースに注目してほしい。かつては、同じような年代のクラシックカーが数多く並んでいたはずだが、今ではすべてスクラップになって久しい。おそらく、ボディパネルが歪んでおらず綺麗な状態だったため、この1台だけは破砕の運命を免れたのだろう。

フォード・フェアレーン(1959年)
フォード・フェアレーン(1959年)

プリマス・ヴァリアント(1965年)

残念ながら、1965年型プリムス・ヴァリアントは、状態が良好でも大して価値や人気はない。この個体のように消耗した状態では、なおさらだ。しかし、希少性の高さは魅力になる。こちらは上位グレードのV200で、わずか8919台しか製造されなかった。しかし、それだけでは保存できる人が現れないのかもしれない。

プリマス・ヴァリアント(1965年)
プリマス・ヴァリアント(1965年)

シボレー・モンテカルロ(1977年)

1977年、米国の自動車産業にダウンサイジングの波が来ていた。しかし、ゼネラルモーターズはすでにカプリスの軽量化に取り組んでいたものの、モンテカルロは重量を気にせずに売り続けた。この1年後にようやく364kgの軽量化と38cmの全長短縮が実施されている。

しかし、その大きさにもかかわらず、シボレーの高級パーソナルカーには買い手が後を絶たず、41万1038台が販売された。この個体のようなSというクーペモデルは、ランドーよりもやや人気があった。モンテカルロは、1970年から2007年にかけて7世代にわたって生産された。

シボレー・モンテカルロ(1977年)
シボレー・モンテカルロ(1977年)

プリムス・フューリー(1972年)

こちらも、1970年代に生産された巨大な2ドア車、1972年型プリムス・フューリーIIIだ。重量は1723kgにも及ぶが、V8エンジンを搭載しており、その走りは優秀だった。標準の5.2Lエンジンでは0-97km/hに13.1秒かかるが、7.2L V8エンジンを搭載したスポーツ・フューリーGTは、同7秒という驚異的な加速力を誇った。

プリムス・フューリー(1972年)
プリムス・フューリー(1972年)

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事